眠れぬ夜、頭に浮かぶことは決まっている

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たまに寝つきの悪い夜があります。

昨夜もそうでした。

寝ようという気持ちで横になっているのに、頭の中は冴えて眠れません。


ま、それでも何とか眠れたようで、最後に時計を確認したのは午前2時でした。



こんな時に頭に浮かんでくるのは、だいたいロクな思い出ではありません。

そして、そのロクでもない内容はいつも決まっています。

過去、自分がされて厭だったことを反芻してしまいます。

最近は、若い頃ほど激しい感情で悔しがることはありませんが、やはり、未だに心の傷は癒えないようです。




「えっ、何でそんなことを言われなくちゃならないの?」とか、

「えっ、どうしてそんな失礼なことをされるの?」と思っても、

咄嗟の反応ができない私は、後でじっくり口惜しさがこみ上げてきます。

そんな、私としては受け入れることのできない人からは自ら遠ざかるようにして生きてきました。



でも、受けた屈辱は、忘れようとしても忘れきれないものです。

そんなあれこれが、眠れぬ夜に何度もよみがえる日があるのです。



こんな時に私が自分の心を鎮める薬にしている言葉の一つが相田みつをさんの

***あんなにしてやったのに 「のに」がつくとぐちがでる***

です。



まあ、この期に及んで過去のあれこれに感情を揺さぶられていてもしょうがないので、

全ては無かったことにして、日々を新たな気持ちで過ごそうとしているのです。



私としては、

*自分の利益誘導のために身近な人を裏切ったり利用したりしない、

*できる限り相手の気持ちに寄り添って物事を考える、

この二つを肝に銘じていたいと思っているのです。



しかし、誰もがそう考えているわけではないので、

私の厭な思い出のほとんどはこの二点に引っかかっている事柄なのです。

ま、多くの人の厭な思い出とはいずれも似たり寄ったり、

こうした気持ちの相違から受けた(自分としては)理不尽と思える出来事から来るものなのでしょう。



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このページは、tsuyuが2016年7月17日 08:41に書いたブログ記事です。

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