久しぶりに映画鑑賞してきました。
一本目は「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」
二本目は「孤独のススメ」
「マリーゴールド・ホテル・・・・・・・・」は、前回作を観ていたので、第二章もということで。
「孤独のススメ」は、GW前に上映作品チェックをして、観ようと決めていた作品でした。
どちらも、熟年過ぎた人の生き方を扱っていますが、
「マリーゴールド・ホテル・・・・・・・・」は、あくまで明るく前向きであり、
「孤独のススメ」は、ヨーロッパの映画らしく、落ち着いた画面展開の映画でした。
この作品は、「孤独のススメ」のタイトルから孤独を容認する内容かというと、
実はそうではないような気がします。
"孤独" というより "(精神的)自立・自尊" の重要性を物語っていると感じます。
依りかかり合うことはしないけれど、相手のあるがままの存在を認め合えば、心は安定して幸福になる。
最近話題になっているアドラー心理学を扱った「嫌われる勇気」を思い出しました。
しばらく映画館から遠ざかっていたのですが、いったん足を運ぶと連続して通いたくなります。
上映スケジュールを見ると、これから観たい作品が目白押し。
キネマ旬報の映画館には質の良い作品や懐かしい作品が多数上映されています。
今日も、シニアのお客さんがそれなりの人数訪れていました。
昔のように満席とはいきませんが、同好の士が多いことは映画館が存続できることでもあり、嬉しいことです。
★★★
この季節は(五月病)という言葉もあるように、何となく心の不調が生じやすいのでしょうか。
実は私、先日来、何となく気持ちが冴えない日が続いています。
(五月病)は、4月に新しい環境でスタートをきった新入生や新入社員に使われることが多い言葉ですが、
新しい環境でスタートをきらなくても、春から初夏へと移り変わる季節の影響は誰にも作用するのかも知れません。
何となくもの悲しいというか、寂しいというか、心にポッカリ空洞ができたような感じです。
「しっかりしなくちゃ⇒自分」と思うのですが、気分は低迷しています。
これは私だけのことではないかも知れないと思ったりする昨今です。
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