上記のような記事があった。
一般に「老害」と言われる問題点を挙げている。
確かに、高齢者にありがちな問題点を指摘していると思うけれど、
これは、シニアの男女共通に一般論として当てはめる事でもないような気がする。
また、職種により違うとも言える。
オフィス労働の職場で、自動的に役職が高くなって60歳定年を迎えた
男性シニアの一部に見られがちな特徴かもしれないと思う。
少なくとも、昇進とは無縁の労働をしてきた(現在もしている)女性の私は、
上記のような意見でシニア労働者を一括りにされることには抵抗を覚える。
しかし、この記事に共感を覚えるとしたら、
定年後に私と同職で週2日働いているシニアの男性相棒に、その特徴を見ることができる。
「老害」という現象もあることは承知しているが、
「現役」世代の若い者だって、この記事にあるような傾向の人間は多い。
私の職場に限ってしか言う資格はないが、
40代、50代の人たちにも当てはまりそうな特徴である。
給料や手当だけは年齢と共に高い数字のものを受け取りながら、
全く仕事をしない若い者(中堅?)も、案外多いのだ。
高齢者全てが、社会のお荷物であるような括り方は止めてほしい。
肩身狭く職場に残って、長い人生の経験をお役に立てようと懸命に働く高齢者もいることを、
このブログ記事の著者は知っているのだろうか?
要は、高齢者だから・・・ということではなく、
今の時代、全ての社会人の勤労姿勢や労働者としての倫理観を問題にすべきだと思う。
人間の社会活動や行動に関する問題の実態は、
オフィスや研究所の机上でアレコレ考えて見えてくるものではなく、
問題は現場で発生しているのであることを、
コメントする