目が覚めてしまったので、朝5時から起きてゴソゴソしている。
以前は欠かさずに視ていたNHK俳句を、久しぶりに視聴。
講師やゲストおよび司会者が好きな正岡子規の句や言葉を披露する場面で、
「悟りとは、心惑わず平気で死ねることだと思っていたが、それは間違いで、
悟りとは、心惑わず平気で生きていられることだと知った」
という意味の正岡子規の一文が紹介された。
そうか、そうだったのか、
全てへの執着を捨て、死をも厭わぬ境地を「悟り」と思い込みがちだけれど、
生への意欲を失わず、与えられた環境を受け入れ、かつ、楽しみつつ日々暮らせることが「悟り」なのか、と。
コメントする