リーダーの器

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4月から職場の雰囲気が微妙に不穏だ。

なるべく巻き込まれないようにしたいのだが、同じ場所に居ればそうもいかないこともしばしば。

厄介なことこの上ない。

 

原因は、リーダーたるトップの器の小ささにある。

 

彼は、昨年の4月に赴任してきた。

当初は、以前私と同じ職場に居た人物ということで、多少は肩入れしていた面もあったのだが、

半年が過ぎるころから、彼の言動に疑念を抱くことが多くなった。

 

従来通りの仕事への理解や支援は殆ど無く、独自の思い付きによる勝手な行動が目立つ。

しかも、それらは本筋とは関係の無い些細で趣味的なことが多い。

 

私は、1年間は様子見として、それらの些事に手を貸していたが、次第に批判的な思いを募らせていた。

 

そして、トップの手腕が一番試される新年度人事。

人事に関しては、私には関係の無いことなので無関心でいたが、

新年度スタートから2ヶ月が過ぎて、職場のあちこちから不満の声が聞こえてくるようになった。

 

皆、表立っての反乱反抗はしないまでも、多くの者が、トップに対して背を向けているのが見て取れる。

「さもありなん」と、私も彼らの内心を慮ると、

あながち彼ら彼女らの白けた空気を責めることはできないと思う。

 

いやはや、どこのどなた様が、この極小の器の男をトップの座に据えたのやら・・・

 

リーダーたるべき人物が、その役割を果たさない職場は暗黒だ。

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このページは、tsuyuが2015年6月 9日 22:00に書いたブログ記事です。

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