今回の人質事件を起こした中東に巣食う犯罪集団の名称を「〇〇〇〇国」と日本語に翻訳した最初の人物は誰?
異文化の言葉を母国語に翻訳する作業とは、ただ字面だけを母国語に置き換えれば良いというものではない。
言語の裏には、その言語を使う人間たちの歴史に育まれたさまざまな事情が隠されている。
全てを正しく翻訳しろというのは酷な話ではあるが、発言者の意図に(可能な限り)迫る解釈ができるように、
深い思慮と教養と幅広い視野を身に付ける努力を惜しまない翻訳者が求められていると思う。
日本人が誰でも英語が話せたり理解できたりするようになることが重要なのではなく、
普段は英語(または他言語)に接することなく暮らす人々でも誤解なく世界の出来事を知ることができるように、
言葉は慎重に選んで使ってほしいと思う。
それにしても、
残虐な動画映像を授業で小学児童に見せたという教師の低能ぶりは如何なものか。
見せる必要がない、見せてはいけない、見せない方が良いという判断こそ教育的配慮というものではなかろうか。
最近折に触れ感じるのだけれど、
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