最近は、あまり人の大勢いる場所に行かないようにしています。用事もないし、出歩けば散財するし、人ごみに揉まれる気力が失せているということもありますが、一番の原因は "物騒だ" ということでしょう。
今日は、県主催の「古文書講座」の三回目で最終回。受講の為にやむを得ず外出しました。
県庁そばの文書館まで、自宅から電車を三回乗り継いで1時間半ちょっとかかります。私の住む地域からは、東京都心へ行くより、県庁所在地へ行く方が不便なのです。だから、普段はどうしても都内の催しに参加することの方が多くなります。
13:30開講の前に昼食をとコーヒーショップに立ち寄りました。飲み物とパスタを注文し着席して待っていると、レジの方から男性の声が聞こえてきました。さあ、歳の頃は50代後半?60代?くらいです。
その男性は注文を終えると、なぜかレジの若い女性に「私はこんど国会議員に立つからよろしくね」と大声で告げています。
折しも国会では解散の話が浮上して、ニュースはその行方を盛んに報じています。「国会議員に立つ」という言葉は半ばマジに聞こえてしまいます。
もちろん店員さんはスルーしていました。だって、誰が考えたってそんな話をいきなり語る場所でも場面でもないわけですから。
そして、彼は席を探して店内奥に進みながら「国会議員、国会議員に立ちます。ヨロシク!」と何度も大きな声で繰り返していました。
変、なんか変!
また、帰路のJRホームで列車を待っていると、いきなり頭の上からおじさんのダミ声が降ってきました。私の直後に立っていたおじさん(70歳前後?)が、携帯電話で商談をしているのです。それも、デッカイ声でね。彼は背が高いので、背の低い私にとっては頭上から声の礫(つぶて)を撒かれているような不快さだったのです。
それからそれから・・・他にもいろいろ目についたのですが、残念ながら記憶力が衰えているので覚えていません。でも、やっぱり人ごみを出歩くのは、最低限必要な時にサッと用事を済ませるだけにしようと、改めて心に決めたのでした。
最近、街中で遭遇することのあれやこれやが少し変になってきている感じです。
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