久しぶりに映画鑑賞してきました。
どうしても観たい映画があってのことではありませんでしたが、このところ映画館とご無沙汰してるなあ・・・と思い始めると、どうしても何か観て、その描かれている世界に浸る時間を持ちたかったからです。
家を出る前にネットで、上映中の映画をチェックして、一番いまの気分に合いそうだと感じたのが「小野寺の弟 小野寺の姉」だったのです。決め手は、主演の片桐はいりさんです。観る前から(面白さ)が予想できるそのキャラクターが好きです。
片桐はいりさんを街でお見かけしたことがあります。場所は浅草でした。彼女は、大学芋(だったかな)のお店の前で、お連れのどなたかが買い物して来られるのを待っていらっしゃったようでした。背の高いスラリとした方でした。今思うと、あの時声をかけてサインいただけば良かったなあ・・・と思います。
映画は、予想を裏切ることなく、面白かったです。
こんな殺伐としてきた時代にあっては、今日観た映画のように、繰り返される日常風景を淡々と描いた作品にホッと安らぎをおぼえます。
そう言えば、吉永小百合さんがプロデュースされた映画も良さそうですね。房総に実在する喫茶店がモデルだというあの映画です。実は今日、こちらを観るか「小野寺の****」を観るか、ちょっと迷ったんですよね。でも、とにかく笑える映画が良さそうと思って「小野寺の****」にしました。
映画を観ながら「好いな、好いなあ」と感じたことがあります。それは、主人公二人が多くの場面で着ていたベーシックデザインの毛糸のベストです。けっこう何枚も柄違いで出てきました。この映画に親しみを感じて、くつろいだ気分になれたのは、出演者全員の落ち着いた衣装にも理由の一端があったのかもしれません。
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