ソチ・オリンピックも終盤。
メダル獲得の有り無しにかかわらず、一流選手の競技にはさまざまな感動エピソードがあったようだ。
毎日、どのメディアでも、同じようなエピソードに少しだけ演出や構成を変えながら流している。
近頃は、メディアの報道をそのまま鵜呑みにしては判断を誤ることがあることが知られてきた。
ドキュメンタリーと銘打ちながらも、そこには演出があることも、視聴者の知るところとなっている。
メディアの演出の問題はさておき、感動的な場面に遭遇して心を動かされる条件とは?
やはり、その場面を受け止めるこちら側の個人個人の経験と思考の積み重ねが大きい。
辛いことを乗り越えたことがある。
口惜しいことに耐えた日がある。
耐えて過ごした 日々の末に笑える日が訪れたことがある。
などなど・・・
喜怒哀楽、艱難辛苦、すべてを真正面から受け止めて立ち向かい心を育てた人たちの間にこそ響くもの、
それが「感動」なのだとすると、これから成長する子どもたちには多くの経験を積み重ねてほしいと願わずにはいられない。
温かい共感の輪が深く広く伝わるような世の中でありますように。
コメントする