石を見る

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 はどこにでも転がっている。あまたある小石の一つと、ある時ふっと目が合うことがある。拾いたい・・・でも、拾えばまた保管場所に困る。そう思いながら拾ってきてしまう。

 

 ↑ れは典型的な花崗岩。日本中どこにでもある石。なぜか懐かしさを呼び起こす石。墓石に使われる石だからかもしれない。黒ゴマ入りのおむすびのようでもある。数種類の鉱物の集合体であることがハッキリ分かる花崗岩は、特に面白いと感じる。

 

 はすごい!それらが経てきた時間に思いを馳せると、まるで、石の中に果てしない宇宙が広がって行くようだ。この一粒一粒は、いつどのようにしてこの形状を為したのか?どこで発生してどこに埋もれ、どこで掘り起こされ、どのような経緯で小石となってここに在るのか?

 

 わゆる生命活動をしない石に「命」を感じるひととき。

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このページは、tsuyuが2008年7月26日 15:30に書いたブログ記事です。

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