何をするにも「足元」の見直しと正常化は大切なことだと思っている。人の行いという比喩的な意味合いだけでなく、身体的な足元も気を付けたい。健康は足元から得られるところは大きい。
昨夜のテレビ番組「カズレーザーと学ぶ」では、その足の健康を取り上げていて興味深い内容だった。
電車通勤をしていると行き交う人々の足元が気になって仕方がない。最近はスマホを眺めながら歩く人が多いのでアイコンタクトが取りづらく、ぶつからないようにしようと思えば足元を見るしかないというのが主な理由。
それで気付いたことがある。多くの人の足や脚に異常さを見ることが増えたのである。高齢者の足や脚が変形するのは昔からあることだけれど、最近では若い人の足・脚も危ないのではないかと思うことが多くなった。私のそうした観察に専門的な見地から裏打ちをしてくれたような番組内容であった。
番組では、『踵の骨の傾き』と近年子供に増えているという『浮き指』を指摘していた。納得できる解説だった。
最近は多くの若者の足・脚がしっかり地面を踏みしめていない。なおかつ、変形が著しい。
地面を足裏全体で踏みしめて歩くこと。社会的な比喩にせよ身体運動そのものにせよ、いま改めて足の運び方を見直した方が良いような気がする。
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