今日、買い物帰りの車の中から曇天の空を見上げていると大型の鳥が飛んでいました。「サギか?」と思ったのですが、サギより少し大きめで広げた翼の先が細く裂けているのでサギではないようです。
その姿、まさしくツルに違いありません。「え、ひょっとしてタンチョウヅル?」とびっくりしたのですが、頭頂部が赤くありません。下から見上げた姿は、羽根の部分が黒です。いまネット検索してみたところどうもソデグロヅルという種類らしいです。
いるんですね、千葉県にもツルが。
私の知っているツルは北海道のタンチョウヅルと西日本に飛来するナベヅルだけでしたが、今日新たにソデグロヅルという名前が加わりました。
【追記】
もっと詳しく検索記事を読むとソデグロヅルは絶滅危惧種だそうです。また、日本に飛来するのも稀だそうです。だとすると、私は今日とても珍しいものを見たことになります。一羽だけでしたけれど、あの鳥はあの後どこへ行きどうやって越冬するのでしょう。ま、目撃地点は水田が広がる地帯なので餌には困らないでしょうが、無事に冬を越して仲間と合流し、春になったら北へ帰って行けるといいですね。
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