ハトが大っ嫌いになったわけ

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 マンション管理員をスタートした3-4年前のこと、建物にハトのフンが溜まる場所がありました。それは高層に行くほどひどく、清掃するにも手の届かない場所なので困り果てておりました。時には共用廊下に点々とフンが落ちていることもありました。

 前任者の頃からハトに悩まされていたらしく、さまざまなハト除け対策を検討したようですが、有効な手立ては打てなかったようで、そのまま私が引き継いだわけです。その地に通い始めた頃から駅前にハトが多く集まっていることに気づいてはいましたが、最初のうちはまだ奴らが自分の仕事上の問題になるとは思っていなかったのです。

 梅雨時季の頃からだったと思うのですが、上層からパシャっと落下するフンで駐車場の舗装面が汚されるようになって、これを掃除するのに難儀し始めました。また、風当たりが少なくて足場がある壁際のコーナーをねぐらにしているらしく、そこに多量のフンが溜まり始めて不衛生極まりない状態になったので、担当マネージャーと対策を相談のうえ専門業者に清掃を依頼したのです。被害は高層に行くほどひどくて、作業は足場を確保しての危険なものでしたがそこは専門家、きれいに除去してくれました。

 その後、建物に飛来するハトの数も減り、今では決まった場所にフンが溜まって困ることはないのですが、いまだにポツポツと廊下にフンを落とされることはあります。ある時などは階段の踊り場に散乱するハトの羽根を見つけたことがあります。おそらく何ものかがハトを襲って食べた痕でしょう。



 現在は自分が住んでいるマンションでもハトのフン害がひどくなっています。朝は早くから窓の外でクックルークックルーと鳴き始めて耳障りですし、共用階段にはフンが落ちて汚いし、住民は困り果てているところです。



 最近では「ハトが平和の象徴だなんて誰がどんな理由で決めたの!」「有名な育児用品の会社の名前がハトだなんてどういうこと!」なんて胸の内で憎まれ口を呟くほど、この数年でハトが大っ嫌いになってしまったわたくしであります。

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このページは、tsuyuが2021年6月 9日 06:14に書いたブログ記事です。

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