新型コロナウイルスの登場で他者との距離を保つことを求められるようになった今、私たちは「ひとりしずか」に考える心構えはできたでしょうか。好むと好まざるとを問わず、大勢の人間とかかわりを持つことが奨励されたことは本当に理想の在り方だったのでしょうか。(友達百人できるかな)という教えに無理はなかったのでしょうか。
自分を大切にできない人が他人を大切にできるとは思えません。
今回の新型コロナウイルスとの対峙が収束に向かっても、人類を襲う感染症が壊滅するわけではなく、これからも新たな危機が発生しないとは言い切れません。
今こそ「ひとりしずか」に自分の限られた命の意味と生き方を考え、それぞれの死生観を内心に確立すべき時ではないでしょうか。
私は、そう思います。
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