いまソフトバンクのCMにデビ夫人が起用されています。
「新しいことへの挑戦を止めた時点で老化は一気に進みますよ」と語りかけられたデビ夫人。
そして、デビ夫人がスマホを手にする新しいCMも。
実は私、四六時中スマホを手にしている人だらけの光景に批判的で、
自分はスマホは持たないつもりだと、このブログに書きました。
しかし、ちょっとした事情が生じて、昨年の暮れ、ついにガラケーからスマホに変更したのです。
デビュー夫人のCMがテレビで流れ始める前のこと。
そして案の定、スマホの多機能を使いこなせずモタモタしているこの頃です。
先週、ちょっとショックなことがありました。
求人にネット応募していた企業から、金曜日の午後電話がかかってきていたのですが、
その着信履歴に気付いたのは深夜のこと、もう折り返しの電話はできない時間で焦りました。
スマホに替えてから、私は着信音に気付けなくて電話を受けられないことがたび重なっていました。
ま、携帯電話でしょっちゅう話したい相手はいないし、電話がかかってくることもめったに無いし、と楽観的でした。
私の感覚では、重要な電話は最初に固定電話、連絡がつかなければ携帯電話という位置づけでした。
最近の電話事情は、まず携帯電話なのですね。
普段から携帯電話不携帯同然の私は、着信即応答の習慣はありません。
でも、金曜日にかかってきたような重要な電話を取り逃すと後悔ハンパないことになります。
最近街なかで見かけるスマホを手放せない人々の事情の一端が分かったような気がします。
「新しいことを拒絶した途端に老化は急進行する」
ソフトバンクのCMに痛いところを指摘されたような気分。
とは言えども、
新しいことに挑戦する意欲や順応する能力は減退傾向にあるこのごろ、
老体にムチ打ち頑張らねばと心新たにしているところです。
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