今、人工知能に小説を書かせようという試みが進行形だと報じられていた。
そのリンクは こちら 。
SF作家の星新一さんの作品全てを人工知能に覚えさせて、そこから物語をつむがせるという試み。
なんでも、人工知能が書き上げたショートショートが、コンクール上位にランクインしているそうな。
へぇ、人工知能は、もうそこまでできるのか・・・と驚く。
まあ、あり得ないことではないだろう。
2020年の東京オリンピックまでには、人工知能が通訳するという道具を間に合わせようというニュースもあったことだし。
こんな時代がドンドン進んでいくと、人間の知的な能力なんて、いずれ必要なくなるのではなかろうか?
そんな時代に、人間が人間にしかできないことって何だろう?
ひょっとしたら、昨今メディアを賑わせている話題(不倫や金銭のごまかしや悪質交通事故など)のような、
薄汚い欲から生じる愚かで犯罪的な行為こそ人間しかできないこと・・・ということになりそうな気がする。
人工知能が自発的に悪事を画策したり、突発的に悪事をするようになったら、人類は終わるな・・・
それこそ、星新一のSF小説の現実化ではないか!
ここで、再び人工知能に小説を書かせるという話に戻ると、
もしかしたら、人工知能には書けない文芸部門としてエッセイが挙げられるかもしれない。
エッセイは、人間個々人の二度と繰り返せない日々の経験の中からつむぎだされる文章であり、
それぞれの生活環境や健康状態などに触発される感情があってこそ成り立つ文章だからである。
いやいや、近年数多くのブログがネット上に存在することを思えば、
それらの情報を人工知能が収集して、架空の人物のエッセイも書けてしまうようになるのか?
ああか、こうか、はたまた、そうかと思いめぐらすことは楽しい。
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