最近、家にいるときは常時テレビを on にしていたのですが、
今日は珍しくテレビを off にして一日を過ごしました。
すると、閑(ひま)で静(しずか)な時間が過ぎて行きました。
閑(ひま)で静(しずか)・・・この二語を熟語にすると閑静になります。
【閑静な住宅街】という表現がありますが、
このイメージとしては、裕福な方々のお住まいになる戸建住宅街を連想します。
ま、これは私の勝手な連想ですが。
話は戻って・・・・・・・・
私の今日は、一日静かな時間が流れましたが、
世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし 在原業平 (古今和歌集)
この歌にあるように、ただ一点、桜の開花が始まっていることには心を動かされました。
桜の花が咲き始めると、心穏やかではいられないというところは、やはり日本人ですね。
先週、まだ大気がヒンヤリして桜の蕾も咲く気配の薄かったある日、
ご近所さんが我がマンションの桜の木を見上げていました。
「咲いてますか?」と問いかけると
「まだ咲いていませんね」との返答。
そして、2・3日前に、再び同じ方が桜の木を見上げていました。
この時季になると、皆さん、桜の開花を「今日か、明日か」と待たれるのですね。
やっと暖かくなって、昨日今日のうちに、下の公園の桜が咲きました。
コメントする