現在、どの報道番組を視ても「7人の男性を殺害したかもしれない女性」のニュースが取り上げられている。
一定の条件(主に財産関連)を提示して婚活を繰り返し、どの男性も死後は財産がその女性に渡っていたという話。10億近いお金を手にしていながら、現在では1,000万円の借金があるという。
いるんだなあ・・・お金や物に執着して、他人のものでも隙あらば自分のものにしようとすることが習性になっている人って。
「女性の品格」という本を書いた坂東眞理子さんによると、女性が品格を保つためには(やたらにタダのものを貰わない)ことを心がけなければならないそうだ。
シニアがさまざまな事件に巻き込まれる最大の原因は寂しさにあるようだ。そして、老いの寂しさはお金では埋められないのだろうと推察できる。この問題は、男性に顕著なようだ。
シニアになって、枯れ行く人生を支え合うためにパートナーが欲しいという気持ちを理解できないこともないが、片方だけの寄りかかり目的では破たんは目に見えている。カップルになれたとしても、気持ちがすれ違い始めると、独り身の寂しさ以上の寂しさや煩雑さも予想される。よーくよく考えて決断を下した方が良さそうだ。
さてさて、この度のニュースになっている女性の犯行はどれほど証明されるのやら、されないのやら・・・
「7人の孫」というテレビドラマが昔あったけれど、孫ならぬ「7人の爺(じじ)を翻弄した婆(ババ)」の話は、いずれ時が経過したらドラマ化されそうな筋書がありそうな気配だ。
嫌だなあ・・・平凡な日常生活の中で、他人の持ち物やお金や人脈に目をつけて虎視眈々と我がものにできるチャンスを窺う行為なんて。
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