4月、人事異動の季節。
退職後も同じ仕事で働いている私には、もはや自身の異動は無い。
ただ、現在の職場から去って行く人、やって来る人の入れ替えはある。
それに伴う職場の人間関係は、蓋を開けてみるまでの不安の種である。
今年3月まで、私は職場トップの人柄に多くの場面で救われた。
雰囲気の冷淡な職場での二年間の勤務後半、私は陥れの謀略標的になってしまったのだが、
職場トップの理解ある対応で、自信を失わずに勤務することができた。
今回の異動でそのトップが交代する。
次のトップは、6年前二年間同じ職場だった人。
その時も、私は若いお嬢ちゃん同僚の自己中心的妄想の標的にされていた。
周囲の人々は、どちらに理があるか分かっていながら、職としては立場の強いお嬢ちゃん側に付く人が多かった。
今度赴任するトップは、その時(お嬢ちゃん側に付いた)一人。
偉くなった彼と、私は再び同じ場所で仕事をすることになった。
ただ、彼は当時、私に理があることを分かっていたらしい。
送別会の席で、私の耳にそっと「〇〇さん、力になれなくてごめんね」と告げた人。
と言うわけで、4月に現在の職場にトップとしてやって来る彼が「あの時は・・・」と持ち出したなら、
「昔のことは全部忘れちゃいました。。。これから新しく、よろしくお願いしますね」と言えたらカッコ良いだろうなあ。
カッコの問題ではなく、私はそういう受け答えしかしないだろう。
問題は、向こうが私のことを(あの時申し訳ない仕打ちをした相手だ)と認識してくれているかどうか。
開けてビックリ玉手箱!!
さあ、新年度の職場で、私は障害無く仕事に専念できるでしょうか?
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