映画を観に行きました

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 昨日、「愛を読む人(The reader)」を観てきました。
 感想は・・・そうですねえ・・・どうですかねえ・・・
 ヒロインは読み書きができない成年女性ということですが、電車の車掌さんを真面目に勤め、その勤務態度が評価されて内勤の事務職に昇進が決まる。しかし、文字が読み書きできないことをひた隠しにして生きてきた彼女は困惑し、ナチス政権下の強制収容所看守に転職します。これら2つの職に就くのに文字を必要とはしなかったのでしょうか?そこが疑問でした。
 ま、あまり深く考えないで、彼女が最後まで「ぼうや」(翻訳者訳語)と呼び続けたほど年下の男性との最初の出会いから、年月経ての再会の縁などのストーリーを単純に追って、ある愛の物語として楽しむべき作品でしょう。


 ところで、映画館に向かう電車に乗り込むときに出会った、これは真実の男女の光景です。

(電車がホームに到着)
夫 (優先席を指差して)「おい、ここは妊婦用だから、俺とお前なら大丈夫だ」
(妻は黙って笑いながら夫と優先席に座る)

そっと二人を見ると、なあるほど!うんうん、あの立派なお腹なら“妊婦”の資格ありだわ。
 ただ、このご夫婦の名誉のために申し添えますが、一駅過ぎたところで一般席へと席替えをされました。乗り込んだ時は車内はガラガラでしたが、次の駅でどっと乗客が乗り込んできたのです。
 オモロイ夫婦のお話でした。この二人には熟年離婚の危機はなさそうです。

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このページは、tsuyuが2009年7月12日 20:17に書いたブログ記事です。

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