NHK大河ドラマ「篤姫」、いまのところ継続して観ています。続きもののドラマは観ないことにしているのですが、「篤姫」は次回を楽しみに待つようになりました。幕末から明治維新にかけての話という時代背景のせいもあるのでしょう。
今日は、いよいよ将軍家定の御台所として大奥に輿入れする場面まででしたが、出立の前に島津斉彬が篤姫に言い聞かせた言葉「この国の為に、女(おなご)だからこそできることがある」に強く心動かされました。斉彬の期待に応えた篤姫も立派だけれど、女性を表に出すことのない時代に篤姫という女性にこれだけの信頼を寄せた斉彬も立派だと思うのです。
今昔を問わず、大器の人物は人を見る目に色眼鏡は用いないようです。
男も女もなく、互いを人間として認めあい信頼できる関係は、今日日常ますます得難くなっているような気がするのです。何だかドラマの中の篤姫さまがうらやましいような・・・
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