tsuyu: 2015年11月アーカイブ

小春日和の一日

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宅配の品を届けてくれた配達の人が、 「今日は暖かくていいね。昨日と大違いだよ」 と喜色満面で言葉を残して行った。 外回りの仕事では、天候の良し悪しが業務意欲に微妙な影響を及ぼすのだろう。 まあ、品物を届けてもらうこちら側としても、笑顔で受け渡しが完了できるのは好ましいことだ。 先日やって来た別の会社の宅配人の仏頂面には、 まるで嫌な気分まで配達されたように感じたばかりだから。 昨日は少々風が吹... 続きを読む
27日付朝日新聞「天声人語」で、 9月に亡くなっていた女優の原節子さんのことをとり上げていた。 その文章の冒頭に紹介されていた彼女の言葉が・・・ ************** ここから引用男性に対する辛辣な言葉を残している。 「男性は女を見るときには愛玩物ではないけれど、可愛いタイプの人が好きなんですね」。 自分は大柄だし、優しい目つきをしているつもりでも相手には怒られているように思われてしまう、... 続きを読む
 手持ちの毛糸で座布団。 【左】 表 【中】 同じ編み図で編んだポットホルダーと大きさの比較 【右】 裏 サイズは少し小さめ。 続きを読む
最近の風潮に関して漠然と感じている"嫌な感じ"は何だろうと考えてみる。 暗に周囲の配慮を要求するようなやり方には反発を覚える。 そこに「私は特別なのだ」という無自覚な押し付けを感じてしまうから。 「私が一番不幸だ」 「私は大切にされて当然だ」 「私は尊敬される価値がある」などなど。 全て「私」中心の世界に生きる人の発想。 この世界は、あなたを中心に動いているのではないのですよ。 存在するものは全て... 続きを読む
↓ 前回の記事を書いた時は、本の返却日が迫っていて慌ててアップしたもの。 借り出し延長して最後まで読み終えて、 下記の記事よりもっと深いところまで理解が進んだので、改めて記事を書いておこう。 古来、日本人の名前には難読のものが多々あったのだが、 明治時代以前の難読名とキラキラネームの難読さとの決定的な違い、 それは、命名に使われた漢字が含有する意味への理解と知識の差。 この本の著者が抱いたキラキラ... 続きを読む
主張することをためらわなくなった近年の風潮。 それはそれで「ご同慶の至り」なのだが、 何か違うような気もするこの頃。 そこに欠けていることは何か・・・と考えてみる。 早い話が「思いやり」であろう。 相手には相手の立場や、置かれた環境や状況があり、 主張する人の思うようにはなれないこともあるということ。 主張や要求が多くなった現代の風潮に足りないもの、 それは「我慢」か、はたまた「譲り合い」か? ... 続きを読む
 「キラキラネームの大研究」  伊東ひとみ:著  新潮社:発行 大した期待を抱かずに図書館にリクエストして読み始めた一冊。 いま流行の、奇妙な漢字をあてはめた名前を収集して面白がるくらいの内容かと思いきや、 意外や意外、これが日本語の成り立ちにまで話が及び、 途中からは、 これまで批判的に見てきたキラキラネームへの見方が変わりそうになっている。気に入った表意の漢字を好きな音(おと)で読ませるという... 続きを読む
 「呆けたカントに『理性』はあるか」 大井 玄:著、 新潮社:発行 そもそもこの本は、認知症の患者に胃ろうの選択を問うた時、 果たして有効な答えが期待できるのか?という問いかけから話が始まる。 認知症を発症している患者は、責任あるまともな判断が難しいと思われている。 しかし、本当にそう決めつけて良いものだろうか? 胃ろうを施すということは、 口から食べるという楽しみを奪うことであり、 胃ろうを施し... 続きを読む

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