西部邁さんが亡くなったと報じられた。
静かにだけれどジンワリと衝撃を受けている。
討論番組のパネリストや政治・社会問題のコメンテイターとしての西部さんしか知らないが、
豊富な学識と信念から言葉を発する人だという印象が残っている。
昨年、「プライム ニュース」に出演されて持論を展開された回を視聴していた。
その「プライム ニュース」が追悼番組として、西部さんの出演ダイジェストを放送した。
その中、最後の発言でヨーロッパの著名人(カフカ?)の言葉をひかれていたのが印象的だった。
「希望?希望なんて持てないけれど、強いて言えば、
『(この社会に)絶望する人が増えることが希望と』言えるでしょうか」という言葉。
現在のこの社会に絶望も感じないで生きていられるほど西部さんは鈍感ではいられなかったのだろう。
今朝がた、夜じゅうつけっ放しにしているラジオ「深夜便」から「絶望」という言葉が耳に届いて目が覚めた。
「絶望名人カフカの人生論」(新潮社)の著者:頭木樹さんがゲストでお話しをされていたのだった。
起床後、インターネットで「絶望名人カフカの人生論」について調べてみた。
フランツ・カフカ・・・・・・・・読んでみようかな・・・・・・
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