川崎の少年の事件で思うこと

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以下に述べることは、私のごく個人的な感想です。

 

被害者の少年は、小学生時代を島根県の離島で過ごしたそうですね。

私も山口県の田舎育ちで、結婚を機に人口の多い関東地方で暮らすようになりました。

 

今は、交通や通信の発達と普及で、地方でも都会でも、

得られる情報や物品に差が無いような時代になりました。

 

しかし、人的環境に関しては、未だ厳然とした違いが残っていると思います。

 

多くの人が多様な地域から移り住んでいる都会では「隣は何をする人ぞ」が当たり前で暮らしています。

インターネットの普及で、自宅から外に出なくても情報収集や買い物ができるようになったことで、

「隣は何をする人ぞ」はますます加速していることでしょう。

 

それに比べると、地方は未だにそれなりの関わり合いを保ちながら社会が動いているようです。

それは、互いに声を掛けあい助け合いながら暮らすことによって地縁をつないできた、

田舎の良いところでもあり、時には鬱陶しい面でもあります。

 

先祖代々の人々が暮らす土地では、互いの素性を知っていることが多いので、

周囲の人間は多くが顔見知りであり、情を欠かない傾向が自然に身に付くように思います。

実際、郷里を離れて40年近いこの私も、未だにそんな田舎人間の気質が抜けていないことを自覚しています。

その為に、「ああ、自分はなんて無防備なお人好しなんだ・・・」と痛感することが度々です。

 

自分の周囲の人が、まさか自分に害を及ぼすわけがない。

だって、同じ地域に住む人間だものという、

幼いころに自然に身に付けた田舎感覚が消し去りがたいからです。

 

今回、川崎市の事件に接して、被害少年が島根県の離島から引っ越して来て間もないということを知り、

彼の友人たちから取材したという事件前の言動を見聞きして、ふっと、脳裏に浮かんだことです。

 

 

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このページは、tsuyuが2015年3月 1日 08:08に書いたブログ記事です。

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