新型コロナでパンデミックが起こって3年、プーチンが自らの妄想で戦争を起こして1年、世界中の人々が振り回されている。今や多くの人々から安定的で平穏な気持ちで日々を送ることを難しくしていることは確かだ。
歴史を振り返る時、あの事変は何年で収束したこの戦争は何年で終わったと机上の知識として年表でサラリと学んできたが、実際に渦中に生きてみると、たとえ1年であろうと耐え難い時間であることを実感する。
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tsuyu: 2023年1月アーカイブ
新型コロナのパンデミックはいつ収束するのか。そんなことが話題になり始めた。
3年前に新型コロナが感染拡大を始めた時、100年前のスペイン風邪は収束までに3-4年がかかったことを参考にすると、素人考えながら、新型コロナも3-4年は覚悟しなくてはならないだろうと思った。
そしていま新型コロナは4年目に突入している。莫大な政府予算をつぎ込んでの4年だ。100年前のスペイン風邪への対応とは比べものに...
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高齢で働いているのだから無理はしないでおこうと材料をそろえ道具を使っての趣味を限定して数年が過ぎた。なんだかもの足りない日々がサラサラとこぼれ落ちていく虚しさも感じていた。
ここ数日は十年に一度の最強寒波で手足が冷え冷え。
昔の私は、冬でも、手袋もフードもダウンのオーバーも不要とばかりに身軽な薄着で過ごしていたが、さすがにこの頃はこれらすべてにしっかりお世話になっている。そして、一番不要だと...
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有名な金融業者のCMで「そこに愛はあるんか!」というセリフが叫ばれると私は「愛は無い!」と叫びたくなる。どこに愛が無いと思うのか?それはCM主の金融業者ではなく、私の脳内にはこの国の世情が浮かんでいる。 うろ覚えの知識だけれど日本に"愛"の概念は無いと、どこかで読んだような気がする。浅薄な私の推察で言えば"愛"はキリスト教の概念であるので、最近「愛、あい、アイ」と「おさ~るさ~んだよ~」の歌さな...
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昨日朝のラジオ深夜便「明日への言葉」は帚木蓬生さんへのインタビュー。
「閉鎖病棟」や「安楽病棟」などの小説を読んで帚木蓬生さんのファンになっていた私は聞き耳を立ててじっくり聞きたかったのですが、あいにく、その時間帯は身支度でアタフタしている時間。でも、なるべくラジオの傍で持ち物をそろえながら聴きました。
どなたへのインタビューか途中までわからなかったのですが、お話の内容から帚木蓬生さんではな...
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子供の成長にともなう変化には著しいものがあって、勤務マンションの子供たちに関してもしかり。6年前には乳幼児だった子供たちが入園や入学して日々変化していく様子を見せてもらっている。
私自身はわが子の育児に専念できなかった後悔も入り混じって、勤務マンションの若い両親の子育て環境にはうらやましい気持ちがある。そうではありながら、というより、だからこそ、子供には努めて声をかけるようにしている。
そ...
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もう30年~40年くらい前に読んだ本の中で「これからの日本では土砂崩れが頻発する」と指摘していた。また別の本では「製造産業を手放した国は亡ぶ」とも。そしていま、世界の混乱を眺めながら、これらの予測が的を射ていたことを痛感する。学者の研究とはこういうものか、との再認識もある。
では、学者の分析研究の成果がなぜ政策に活かせないのか?たぶん間違いなく政治家の勉強不足であり教養の欠如であろう。
何かのプロ...
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作家佐藤愛子さんの著書に「九十歳 何がめでたい」というタイトルがつけられている本がある。超高齢者の年齢を聞くと、社交的には、相手が高齢であればあるほど長寿に敬意を払う意味でも反射的に「お元気そうで何よりです。おめでたいことですね」と言ってしまう自分を省みる。なのに、ご自身が超高齢に到達し(写真やメディア記事で)拝見する限りお元気そうな佐藤愛子さんが「何がめでたい」というタイトルをつけられたことを私...
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