残念な育児だと思う

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前記事の母親に対する私の想いは「残念な育児をしているなあ」ということ。

子供が無邪気で素直だと見受けられるだけに、尚更、母親の対応に残念を感じている。



最近の若い人たちは、人間関係に余計な波風を立てないための言葉の使い方を知らなさすぎる。

それは、彼らの親の育児や躾の問題もあるし、本人自身がこれまでの社会経験から何を学ぼうとしてきたかという問題もある。



下の記事に関して言えば、子供が一生懸命管理人と話をしたがっている気持ちを尊重し、

管理人という社会人にでも礼を失しないようにし、かつ、自分の尊厳をも保とうとするならば、

「管理人さん、うちの子がうるさく話しかけてごめんなさいね。いつもお世話さまです。」

「さ、○○ちゃん、管理人さんはお仕事で忙しいんだから邪魔しないようにしようね。」

とでも諭してその場を離れるように促せばよいのではないかと、私は思う。

そうした言葉かけをすることで、子供も、他人に話しかける内容やタイミングなどを学ぶものではなかろうか。



このごろは、いたるところで見かける若い(昔に比べれば年齢は高いが)

親たちが子供に社会性を考えた躾をしているのを見ることが少なくなった。

体が大きいだけで、やっていることや考えていることは彼らの子供と同じレベルではないかとさえ思える。



母親である自分が軽蔑している管理人に対してさえ、我が子は曇りの無い目でコミュニケーションを求めている。

その「他人を職業や見かけで差別しない純粋な心」に感動して、我が子から学ぼうとするなら、

その関係は単なる "育児" に終わらず "育自" にもなるはずなのに・・・と思うと残念だ。




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このページは、tsuyuが2018年5月29日 11:09に書いたブログ記事です。

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