2020年12月アーカイブ

世界中が「ああでもない、こうでもない」と迷いぬいた一年が終わろうとしている。まだまだ続く、というより、これからが正念場の世界状況。人間が形成した社会とか文化とか経済などが、顕微鏡でしか目視できない微小なウイルスによって、いとも簡単に活動休止に追いやられる現実を目の当たりにしている。 同時進行で鳥インフルエンザの流行も発生しているようだが、このパンデミックのさ中、そちらのニュースはかつてほどの大々的... 続きを読む
芥川龍之介が自ら命を絶つ過程を文章でたどりながら、危うくも同調して流されそうになる。やれパンデミックだの新型コロナウイルスの感染再燃だとかのニュースばかりの世の空気も影響しているとも思うが、厭世観に流されそうになる。 それでも行き着くところまで行き着いてしまわないのは、自らに残された現世での時間に先が見えているという現実を受容しつつあるからだろう。無理に幕引きせずとも「遅かれ早かれ・・・」なのだ。... 続きを読む
いまTBS「ひるおび」で新型コロナウイルスで医療崩壊危機にみまわれて自衛隊の災害派遣が決定した旭川市の事例を扱っていて、番組最後に元鳥取県知事の片山さんが「現在の政府の方たちには現場感覚がないのではないか?一度旭川に行って現状を視察してこられたほうが良いと思いますよ」と発言された。まったくその通りだと私も思う。 こと新型コロナウイルスへの対応に限らず、このところの地位と権限を握った人間がくだす現場... 続きを読む
あるお宅の玄関扉で見たリースフックに心奪われてネット購買した。フックはあるのにリースが無いのはさすがにダメでしょう・・・ということでリースを買った。両方ともそれなりに高い買い物になったが、玄関に飾って出入りのたびに気持ちが癒されているので、これも「無駄の効用」と一人勝手に納得している。 外国の習慣が日本に入ることすべてに反対ではないが好き嫌いは生じる。私の場合、ハロウインは嫌いでクリスマスは受容可... 続きを読む
新型コロナウイルスパンデミックが強要してくる「新しい暮らし方」(この「新しい***」という表現には強い抵抗を感じるが)と言うわけではないが、最近、古書店に出入りすることが多くなった。行く前から買いたい本が決まっているわけではなく、古書店の書棚の前に立ってもどれを選べばよいかもなかなか定まらない。結局、手当たり次第に手に取ってパラパラとページをめくり、書棚に返すことを繰り返す。芥川龍之介の著作を買っ... 続きを読む

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