2016年12月アーカイブ

二度と無い一年間が、今年もいよいよ最終日。 年齢を重ねるごとに時間の大切さを痛感する度合いが深まる。 昔、新年を迎える前に必ず親が買っていたのが(高島暦)の一冊。 これは農業に携わる家では農事暦としても使われていたようだが、生まれ月による運勢の記述が大半。 その巻末の方には、干支別の人生指針のようなページもある。 そこに書かれていた自分にかかわる内容で覚えていることは 「皇帝の手に位置する干支ゆえ... 続きを読む

三太郎を考えてみた

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最近、携帯電話会社のCMに使われている三太郎が、けっこう人気らしい。 三太郎とは、桃太郎・金太郎・浦島太郎のこと。 日本のみならず世界中に子供向けのお話(いわゆるおとぎ話や童話)があるのだが、 その話を大人の目線で考察し直した本も出版されている。 白雪姫を別角度から読むとこうだとか、アンデルセンの童話が示唆することとか、 大人社会の事情で読み解くと、そこには単純なハッピーエンドでピリオドが打てない... 続きを読む
我が家では、ガス警報器が、何度新品に替えても誤作動を繰り返す。 使っているのは都市ガスで、警報器はガスコンロの上部天井に設置してある。 集合住宅なので警報器は管理室の警報管理装置に連動し、 異常があるとガス会社と警備会社から人が駆けつける仕組みになっている。 この両者が訪ねてきた回数が、我が家では過去30数年間に2-3回というのはあまりにも多すぎないだろうか? しかも、その都度ガス漏れは検知されな... 続きを読む
「若い者には未来がある」とか「若いから希望を抱ける」とは、当たり前のように使われる言い方。 ま、近年の社会の混乱ぶりを見ると、近頃の若い者には素直に受け入れられない表現かもしれないが。 「老人には未来が開けている」とか「高齢者だから希望がいっぱい」と言う人は、なかなかいないだろう。 では、『未来』とか『希望』とか『夢』などという言葉とは縁遠くなった老人は『幸せ』という言葉とも縁が無いかというと・・... 続きを読む
師走も早や半ばが過ぎようとしている。 今年の後半は、とにかく忙しい日々が続く。 街中への外出も頻繁になる。 私は車の運転を止めたので、移動は全て公共交通機関を利用するか徒歩である。 前期高齢者の仲間入りとはいえ、幸いなことに自分はまだまだ元気に動けている。 そんな私が、最近、外出の際に特に意識するようになったことは「危険の回避」である。 今年は特に高齢者の自動車過失運転に巻き込まれ死傷者が出るとい... 続きを読む

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