2025年(令和7年)2月5日(水)  友引       晴れ

 一年で一番寒くて暗くて、春の光が待たれる二月。突然の知らせに呆然としている。

 私が住む地域の近くに住み、独り暮らしをしていた甥が故郷の近くに所用で滞在していた宿泊先で急死との知らせを受けた。互いの日常の事情もあり、なかなか交流は叶わなかったが、そのうちゆっくり語り合いたいと思っていた甥だった。

 まだ詳しい事情はわからないが、17年前に頭部の大手術を受けた際には母親である私の姉が、約一ヶ月間我が家に泊まって病院に通った経緯もあり、私も一番気にかかる甥だった。


 人の命は予測がつかない。無常は無情ということか……胸の内に寂しい風がふく。