2024年(令和6年)7月24日(水)  赤口     晴れ

 猛暑が続く毎日に、ただ室内をウロウロするばかりの私。動物園で飼育舎の中をウロウロ歩き回る展示動物の気持ちが分かるような気がするこのごろ。

 何か良い変化がみられないかなあ……と待ち焦がれるのだが、そんな兆しもない。
 こんな時に脳裏に浮かぶのは、やはり、あの宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」ということになる。自然には従うしかない。我が身が置かれた状況には能う限りの力で対処するしかない。

2024年(令和6年)7月17日(水)  大安     曇り  のち  晴れ

 次第に混迷を深めて先行きが読めない時代になってきた。

 アメリカではトランプ前大統領への銃撃事案が発生して、大統領選の勝利者はトランプ氏で決まりそうな状況になっている。
 一方、民主党のバイデン現大統領には高齢を危惧する党員の中から撤退を迫る声が上がりながら、本人は戦いを継続する意思を変えないと言う。見るからに危ういバイデン氏の老いの姿が気になる。

 ロシアが継続するウクライナへの侵攻も先が見えない。

 イスラエルのガザ攻撃は、ネタニヤフも強硬派も仲介各国の声を聞くことなくやり続けるつもりのようだ。

 日本国内も各地で土砂崩れが相次ぎ家屋と共に何人もの命が失われている。

 個人的にも厳しい事情を抱えながらの日々。

 沖縄は既に、そして九州も梅雨が明けたらしい。いずれこちらも梅雨明けするだろうが、その後に待つ厳しい暑さが思いやられる。

2024年(令和6年)7月3日(水)  友引     曇り  のち  晴れ

 矢のように時は過ぎ去り、いまは既に7月。とうとう6月の日記は残せなかったなあ……

 今年は遅い梅雨入り。時季時期で特徴のあった日本の気象の様相も、今では極端な事例が増加して気象被害も甚大化している。雨が降るたびにどこかで洪水や土砂崩れによる被害が発生したことが報じられるようになった。被害状況をテレビ画面で視ている者にとっては一度限りの光景でも、当事者にとっては片付けに始まる生活の立て直しが大変だろうことは私にも察しがつく。


 とにかく『だるい』。最近はこの一語に尽きる。だいたい分かってきたのは、この身体的な不調は気象の移行に伴う体調変化だろうということ。メディアでも頻繁に取り上げられるようになって、いまや多くの人々の知るところとなってきているだろう。とにかく、抗いようのないこのような症状を呈しているときには無理は禁物というもの。せめて休日はダラダラと過ごすことを自らに許可しよう。


 何もかも低調。ま、低調は低調なりに静々(しずしず)と前に進んでいくことにしよう。