2022年(令和4年)1月25日(火)  仏滅    晴れ  のち  曇り

 毎年同じような記述になっているような気もするが、新年明けて早や一ヶ月近くが過ぎようとしている。

 コロナがコロナが……の毎日で、日々の動きもままならないことに疲弊しつつある。変異種オミクロン株の感染急拡大で指示系統のバタバタ感が激しい。オミクロン株は若い世代に感染者が多く症状は軽症。新型コロナウイルスも弱毒化してきて、今やただの風邪扱いにしたらどうかという声も聞こえるようになった。一方で、医療関係者や政治の側からは従来と変わらぬ厳しい行動制限を要求するメッセージが発せられる。


 自然を人間が征服できるわけがない。このことに人間は謙虚であるべき。
 
 鶏や豚の感染確認の時には全個体を殺処分だけれど、さすがに人間にそれを当てはめることはできないが、ウイルス自体が落ち着く状態に落ち着くまではアタフタと対応しなくてはならないのだろう。



 先日、南方のトンガで海底火山の大噴火が起きて日本の太平洋岸にまで津波の観測がみられた。今回は海中への溶岩流出による津波の発生ではなく、爆発の勢いで変化した大気圧が海の水面に影響を及ぼしたことによるものとの専門家の解説。この場合は噴火の現場から遠ざかれば遠ざかるほど波の高さが増すのだという。

 まだまだ分かっていないことがここにもあった。


 改めて自覚する。人間も、地球という星の上に生かされている動植物の一部であり、地球の活動するままに翻弄される存在であることを。