2021年(令和3年)5月19日(水)  大安    曇り のち 雨



以前アジアでSARS/MARSが流行した時だったか、これがパンデミックに発展したらという懸念の記事をこの日記に残したような気がして探してみた。
しかし、積み重なった記事の中から探しだすのは容易ではなく、諦めた。
ひょっとしたら、SARS/MARSとは関係のない時期の記述だったかもしれない。

今が平和だと満足している人にとっては、その状況は永く続いてほしいし、自分の信じるところ(思想でも経済でも)を頼めば続かせることができると思いたいだろう。
ところが、歴史を参考にすれば『永遠の平和』などなかったことは明らかである。

ならばどうすれば良いのか。
危機は常に隣り合わせと知るべきであり、備えるべきである。
その場合も、何をどのように備えるかが問われる。
基本としては『人間がこの地球上に生きている意味』を常時念頭に置きながら考え行動すべきだと思う。
究極のことを言えば、地球上に人間がいなくったって地球は回るだろうし、地球だって永遠不滅とは言い切れないし、
宇宙の時間間隔で物事を捉えれば、人間の時間間隔などため息一つの意味もないに違いない。



記事を探索するという過程で、過去の自分が残した記述を読み返すと感慨深い。
いろいろさまざま考えつつ歩んできたのだなあ・・・と、踏みしめてきた道のりを改めて噛みしめる。

細々とではあっても今後も続けていきたいとは思いつつ、そこは紙媒体とは違うパソコンゆえの問題が突然発生することは避けられない。
ある日突然、20年間の足跡が消滅することもあり得ることを覚悟せざるを得ない。

ま、それも人の世の常か。
色即是空 空即是色

2021年(令和3年)5月12日(水)  仏滅    晴れ      



佐藤愛子さんが断筆されるという雑誌広告記事を目にして、普段買うことのない女性週刊誌を買った。
愛子さん、今年の秋で98歳だそうだ。
ときどきお見かけする写真では昔と変わらぬお顔のようにお見受けしていたが、来年には白寿になんなんとするお歳であったか。

これまでに幾度か、もうこの本が終わりかなと思えるようなタイトルの本が出されていたけれど、
今回はいよいよ本当に断筆されるのだろう。

寂しいな・・・
本当に、寂しいな。

一人、また一人、こちらから勝手に親しみを抱かせていただいていた人々が去って行かれる。

そのうち私もそっと消え去る日が来るだろう。
思えば遠くへ来たもんだ・・・ってね。

2021年(令和3年)5月4日(火)  先勝    晴れ      みどりの日



不安定な天候が続く。静岡では竜巻によると見られる被害の報も。
一日のうちにも晴天かと思うとザっと風雨が来たりして、なんとも落ち着かない。

ひたすら職場と家との往復の日々。
まだまだ元気と思いたいところだが、寄る年波には勝てない症状もボツボツ進行していると実感する。
まあ、そんな後ろ向きなことを言っても仕方がないので、動けるように動くしかない。


さあ、これから世の中どうなっていくのだろうねえ・・・
何しろ世界中が進む先を手探り状態のいま、個人的に確たる将来像を描きようもない。


このごろ電車の中で文庫本を読む中高年が増えたような気がする。
コロナの前は仕事関係の書類やタブレットに目を通す人もいたが、今はそんな人たちは在宅ワークをしているのだろうか。
文庫本を読むのは、仕事関係の文書に目を通す必要が減ったとも言えるのだろうか。

とにかく、社会が停滞していることは確か。