2019年(令和元年)10月23日(水)先負           晴れ



昨日は「即位礼正殿の儀」が行われた。

幸いにも休みの日だったので、朝からずっとテレビの前に座って進行を注目した。

このごろ、なるべく様々な事象に対して過度に感情を揺り動かさないように暮らそうとしている。
それは、慶事であっても悪事であっても。
現役人生の残り少ないことを意識することが多くなり、そのことに一抹の寂しさもあるので、
感情を揺さぶられるという衝撃に弱くなっているのかもしれない。

にもかかわらず、
昨日は胸の奥にジンと来る、何かしら得も言われぬ感情の潤いを感じた。
と同時に、
自分が生きてきた時の流れを痛感させられる日でもあった。

2019年(令和元年)10月15日(火)先勝            曇り



台風19号が通り過ぎて、つぎつぎに明らかにされる被害状況に言葉を失っている。
今回の台風は、過去にないほどの降雨量による河川の氾濫をもたらしている。
しかも、その被害地域は広範囲、東海から甲信越、関東、東北まで広がっている。
さしあたっての生活とこれからの生活再建は困難を極めるだろう。

絶句・・・

少子化や高齢化、過疎化や自然災害の多発などのニュースが頻発するようになって、
素人ながら、国土の在り方の再構築が必要ではないかと考えている。

先祖代々受け継いだ土地をだからと、
肉親同士で醜い相続争いをしてまで我がものにしようとするのではなく、
土地利用の再編成を早急に計画して、
国民それぞれが後の世の人々のために理解と協力をすべき時代になっている。

土地は、これまでは、たまたま個人所有で利益をもたらしてきたかもしれないが、
これからは国土保全と時代に合わせた生活環境適正化を考えた時、
再編成にためらってはならないと思う。
公共を考慮して協力することが、ひいては我が身の助けになることを、長期視点で考えるべきである。

2019年(令和元年)10月12日(土)仏滅             雨            台風19号接近中



台風19号が今夜から明日未明にかけて通過するという予報が出ている。
会社の決定で今日は休みになった。
前回の台風15号の時に実施された公共交通機関の計画運休を考慮すると、
勤務地に向かうことの困難は予測できるので、早めの休務決定は有難い。

今日は朝から時おり激しい雨が降っている。
暴風雨が吹き荒れるのは夕方から夜にかけての模様。

明日は、早朝からテレビやインターネットの情報を見ながら出勤のタイミングをみるつもり。

それにしても・・・気象のなんと激しくなったことか!
当地にも竜巻注意報が出されて、用心が呼びかけられているところだ。
竜巻などという現象はアメリカの映像でしか見られないと思っていたが、
このごろでは日本国内でも頻繁に被害を伴う竜巻が発生するようになった。

正午前の現在、ベランダ越しに見える路上を行き交う人の姿は無い。

2019年(令和元年)10月9日(水)先勝            晴れ



この場所には、長い不在を続けた。

こんな自分の日々の感慨を綴ることに何の意味があるのだろうという思い。
綴り残すことは未練がましいのではという思い。
それ以上にキーボードを打つ気力を奪っているのは、インターネット世界の記述様態のありよう。

ネット上では、強い言葉で自分以外を批判・非難するほど記事が注目を集める。
事の真偽や善悪にかかわらず注目されることをバネにして、
公の場所に突如出現し、みるみるひとかどの位置や地位を手中にしてしまう得体のしれない人たち。
そうした現象が続いている。

いっぽうで、
自分の身の回りで体温を感じられる距離にいる物言わぬ隣人には一瞥もくれず、一抹の感情も動かさない。


インターネットから大衆の前に現実存在として立った人たちは、
ネット世界の言動と現実世界の言動をどのように整合させて行くのだろう。

願わくば、生物としての人間の心身に変質をきたさない方向に、いずれは向かわんことを・・・