2019年(平成31年)4月24日(水)仏滅 曇り 雨
まもなく平成も終わりだと、あちらこちらで「最後、最後」の声が響く。
時間の連続に滞りはないが、気持ちの上で区切りをつけたいという世間の空気の反映だろうか。
それにしても、このところ悲惨な事件や事故のニュースが相次ぐ。
高齢ドライバーの交通事故頻発は問題視され始めて久しい。
これは、一番の解決方法としては「高齢者自身の自覚と覚悟」が求められていると思う。
加齢とともに変わりゆく自身の状況に見合った暮らし方の手段や心持を常に意識していないと傍に思わぬ迷惑をかけてしまう。
そろそろ衰えを感じ始めた自分も、改めて気を付けなくてはと強く思うこのごろ。
終活を言うなら、手放すことをためらってはいけない。
いずれ全ては、命の終焉をもって自分から離れていくのであれば、
自らの選択で片付けることにより、潔く身軽になって、
最期は周囲の手を煩わせることのないようにと心がけることが年寄りの心得ではないだろうか。
それでなくても疎まれる様相に変化していく老いだからこそ、身なりや行動において、はた迷惑にはなりたくないと思う。
2019年(平成31年)4月10日(水)友引 雨 低気温
4月とは思えない冬のような寒さ、しかも、雨天。
昨日は晴れてはいたが冷たい風が強く吹いた。
「北風と太陽」の話ではないけれど、寒い時季には肩に力が入って心身が縮こまる。
今年はいつになったら安心して心身がほどけていくのだろう。
繰り返す「寒の戻り」を恨めしく思うこのごろ。
新紙幣の発行が報じられた。
一万円札は渋沢栄一、五千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎。
裏面はそれぞれ、東京駅・藤の花・葛飾北斎の富岳三十六景から神奈川沖の大波の図柄。
発行まで5年くらいを要するらしいが、新札を使う頃まで私が元気でいられる保証はない。
それに、積極的に転換したわけではないけれど、私もこのごろ現金を使用する機会が極端に減っている。
時代の流れの先端に追随したいという願望は持ち合わせていないが、
時代の中で、端くれの端ながら現役で暮らせば、同調していかねばならないことも仕方がないと観念している。
この不安定で分かりづらい時代の変動がどちら方向に収束していくのかと、
日々、より多くの情報に接して、自らの判断の材料にしようとする姿勢を保とうとすると、
けっこう疲れる・・・
知らなければ知らないままに流されていても構わないのかもしれないが、
そういう生き方はしてこなかったので、今更、変えようとも思わない。
「なるようになる」とは思うけれど、せめて、「どうしてそうなったのか」くらいは考えたいと思う。
2019年(平成31年)4月3日(水)大安 快晴 冷たい風強し
春4月だというのに雪国からは積雪のニュース。
寒の戻りというには寒すぎる日が数日続いている。
4月1日に新元号が「令和」と発表された。
5月1日から「令和元年」。
識者と言われる人々が、さまざまな解説をしているけれど、
人々の心を挫き落ち込ませるような解説は必要ないと思う。
「心機一転」・・・これでスタートすれば良いではないか。
余計な知識のひけらかしをしないほうが良い。
☆ ☆ ☆
明日の午後からは、いよいよ暖かくなりそう。
今日は、かねてより気にかかっていた身辺整理の一つ、書類の整理をした。
以前は(捨てる)ことにためらいを感じて、せっかく片づけ始めても、結局は残すものが多かったが、
今回はためらいもなく捨てる決断ができた。
心身ともに軽快になって生きていこうと、改めて気持ちを切り替えている。
さあ、新元号を何年まで見届けられるかな。