2016年4月30日(土)友引 晴れ 風少々強し
最近、今夜のテレビ番組は何を視ようと選ぶとき、
SMAPの中居くんが司会を務める番組を選択していることが多い。
いまのジャニーズ・アイドル・グループは、それぞれが歌手活動ばかりではなく、幅広い活躍をしていて好ましい。
ジャニーズと聞いて私が思い浮かべるのは、ジャニーズがそのままグループ名だった4人のこと。
飯野おさみ、真家ひろみ・・・それから・・・名前が浮かんで来ない(ま、しょうがない)。
今夜は、フジテレビ「中居正広の終活SPU 後悔しない逝き方学ぶ」の二時間番組を視た。
最近フジテレビは色々言われているようだけれど、こんな良い番組も制作している。
★★★
夜、私と9歳違いの上の姉が電話してきた。
姉は長男に嫁ぎ、山の上にある婚家先で様ざま苦労を重ね、現在73歳。
今年の初め、義妹の発案できょうだい会をやることになった。それも、山の上の実家に集まって。
となると、現在その実家で独り暮らしている姉が引き受けすることになる。
そして今日、無事にその集いが終了したという安堵の知らせだった。
「皆さん喜んでくださって良かったね、お疲れさま」と姉をねぎらった。
実家に集ってきょうだい会をする・・・楽しいだろうなあ。
いろいろな事情が重なって、私にはそんな思い出を作ることができなかった。
姉が郷里の様子を電話で伝えてくれる度に思い返してしまう肉親と縁の薄い自分の過去。
見知らぬ土地で結婚生活をスタートした時点から、親やきょうだいとの縁が薄くなることは覚悟の上だった。
いろいろあった人生だけれど、
誰にも寄りかからずに独りでここまで歩んできた自分を、
今は自身が肯定できているということは私の唯一の救いとなっているから、
ま、良しとしよう。
2016年4月23日(土)先勝 曇り ときどき 晴れ
なんとまあ、時間の流れの速いことよ!
今年の4月も残り一週間。
14日夜に発生した熊本地震には驚いた。
それ以上に、16日未明に発生した二度目の強い地震には、もっと驚いた。
いまだに、はっきりと収束の予測がつかぬままに一週間が過ぎた。
この度の地震で、姉が被災した。
事件事故のニュースは日常的に目にしたり聞いたりするが、
身内がそのニュースに関係する場所に居るというのは初めてのこと。
幸い命に別状はなかったがこれからのことを考えると、落ち着けるまでの道のりは遠い。
それなりに高齢の身には辛い事態ではある。
★★★
まだまだ元気に働けるからと、再雇用で働いて5年目に突入。
最近になって急激に老いを自覚するようになった。
職場の人的環境も、高齢の私には理解不能な人種が増えている。
昨年は、そうした出来事にいちいち反応していたが、それもあほらしくなってきた。
もうどうでもいいや・・・と思うことが増えた。
どうせ老い先短い身、たとえ世の中が奇妙で住み辛い様相を呈したとて、
その社会で私が行動したり考えたりしているかどうか分からない。
むしろ、存在していない、もしくは、社会と関わりが無くなっている可能性の方が高い。
ならば、これからは能天気にお気楽に生きたほうが、
自分にも周囲の若い者にも良いのかもしれない。
どうやら今、私は疲れているようだ。
2016年4月12日(火)友引 晴れ
4月になったのに、この寒さ。
曇天に雨が続いて、なかなか天候が安定しない。
このまま梅雨入りなんて嫌だなあとの心配が募る。
ここ数週間、なぜかイライラして気持ちが落ち着かない。
春とは、そういう季節なのかもしれない。
何か新しいことを始めてみようかと思っている。
新しいことを・・・と言っても、これまでやったこともないことを始めるのは無理。
関心の向かう先は、どうしても過去に中途半端で置き去りにしてしまったことになる。
ま、急かされる状況にはないし、ボチボチとノンビリ構えて考えたい。
2016年4月6日(水)赤口 晴れ
新年度始まり、出勤3日目。
こんど赴任してきたトップは、シャキシャキしている女性管理職。
私が過去に出会った女性管理職とは一味違うタイプ。
とは言え、階級制度のトップの座は孤独な椅子。
その孤独に耐えられるか否かが試される。
今回やって来たトップは、前任の職場でもトップだったこともあり、比較的落ち着いたスタートを切っている。
三角形で描かれる階級制度に組み込まれた人間関係においては、
トップが部下の人間関係を正確に把握することは難しい。
ゴマすりや権力への抵抗などを超えて、部下の真の人柄を把握できるトップは数少ない。
人は孤独な状況に置かれると、疑心暗鬼に駆られ易くなる。
そこに、甘い言葉で、さも忠臣面して、自分を売り込む太鼓持ちも出てくる。
昔からそうした事例は珍しい事ではないようだ。
社長が掃除人に変装して社内の様子を探る設定のドラマが作られたり、
神様や仏様が、瀕死の貧しい老人の姿で人間の前に現れる話などは、
上に立つ者が、その地位に居座ったままでは下々の人間の真実を知ることが困難であることを物語っているのだろう。
さあ、この度新しく上司になった女性管理職の人柄やいかに・・・