2015年5月28日(木)友引 晴れ
近年のタレントや俳優には、あまり関心もないし魅力も感じない。
どうも奥深い人間性が伝わってこないように思う。
そんな中、結構気になる男優の一人だった今井雅之さんが亡くなった。
つい先日のこと、自らの大腸がんを公表したばかりだった。
発病から約一年間の無念の死だったようだ。
人の命のあっけなさ。
近頃のニュースを見聞きするに、
いとも簡単に他人を殺傷する事件が多発しているように見える。
多くの人の苛立ちが蔓延し始めているのだろう。
折も折、格差と貧困をテーマの記事や報道も相次ぐ。
「衣食足りて礼節を知る」とは古の名言。
まさに今、「衣食足りずして礼節を欠く」時代なのか。
もともと日本は貧しかったことを思い出そうにも、
それを経験している人間は既に高齢か、現代に生きていない。
時代は淘汰を繰り返す。
さてはて、これからどのような淘汰が生じるのか。
確実に言えるのは、私は淘汰される側であろうということ。
2015年5月24日(日)仏滅 曇り のち 晴れ
昨日、職場の年間三大行事のひとつが無事に終わった。
基本は屋外行事だが、私は室内担当。
なのだが・・・疲れたぁ〜
事前準備にも気を遣うし、
当日の室内のあれこれ担当は一人仕事だし、
還暦過ぎると、こんなにもガックリくるものかと思わざるを得ない。
それでも、まあまあ無難に仕事をこなせたことに感謝。
この頃、頭の中がこんがらがって、うまく物事を段取り良く片づけられないでいる。
不用品や身辺の片づけをしなくてはならないと思いつつ、
どうにも手が付けられない状態。
齢をとると片づけができなくなると、あちこちでそんな話を耳にするが、
まさに、私もそうなのかも知れない。
ほんとうは、
だからこそ今のうちに着手せねばならないのだけれど、
やる気が起きないというのが本当のところ。
「親の遺品の片づけ」とか「年寄りの身じまい」とか、
そんな内容を扱った本や記事がやたら目につくようになった。
2015年5月22日(金)友引 晴れ
生涯学習「やりなおし英文法」講座3回目。
名称の通り、ゆっくり進む内容なので、今のところ何とか参加できている。
少しずつ、クラスの雰囲気にも慣れてきた。
話変わって、職場のこと。
4月に顔ぶれが変わって、雰囲気もガラリと変化している。
そんな中、「実に怖い」と思ったことがある。
今のところ親しくしている同僚女性と雑談していて、
「○○さんがLINEでこれこれ言っていたんだけれど・・・」
という話が出てきた。
今や個人間の話はリアルではなくネットで本音をしゃべる時代だとは、
一般知識としては知っているつもりだったが、
こんな身近なところでもネットでのおしゃべりが日常化しているとは気付かずにいた。
私が所属している現在の職場では、話に花が咲いての談笑の光景は見られない。
皆、当たり障りのない話で終日が過ぎている(かのように見受ける)。
もっとも、
私は、務めて人の居るところを避けて仕事をしているので、
皆がどんな会話をしているのかいないのか、
実際には知らないというのが現実だが。
それにしても、
件の同僚の「LINEで・・・」の内容からは、
相当の愚痴や悪口がやり取りされていることが察せられた。
つくづく怖い時代だと思う。
普段にこやかに接してくれているあの人がこの人が、
SNSやツイッターでどんなことを言っているのか分からないのだ。
納得いかないとか不満なこととか、
言いたいことがあれば、直接相手にぶつければ良いものを、
陰で呟いたり会話のネタにしているだけでは人間関係の構築は無理というものだ。
私のようにLINEもツイッターも使わない者は、
職場の共通理解からは縁遠くなるのは、至極当然の成り行き。
それでなくとも再雇用のシニアとなれば、
上記の条件以前に、
何かにつけて“蚊帳の外”の立場ではあるが。
いや〜、怖い怖い、実に怖い時代です。
皆、自分の口で自分の言葉で、面と向かってやり取りしましょうよ。
そうしないと、事実からかけ離れた理解のまま、
抱える問題は良い方向に解決できないばかりか、
良好な人間関係など永遠に築けませんよ。
私はそう思うのだが・・・
たぶん、「古い」と一蹴されるのだろうな。
2015年5月13日(水)先負 晴れ
このところ地震が頻繁に起きる。
東北地方では震度5の地震も。
最近は、何がいつ発生したことなのかもハッキリ覚えていないことが多い。
昨日のことなのか、今朝のことなのか・・・
職場の3大イベントの一つが来週末に迫っている。
特別の行事の前準備は、心身ともに疲れる。
再雇用で3年目。
やっと力を抜いて仕事ができるようになった気がする。
「私がやらねば誰がやる!」というガチガチの馬鹿真面目から解放されつつある。
「どうせ・・・」とは言いたくないが、
一度引退した者に対して、誰もまともな期待をしている訳でなし、
かと言って、
年寄りの機転で急場を救えば救うほど当てにされて、
結果、自分が大変な思いをするだけ。
ここは、減らされた給料に見合う仕事に徹しなければ、
我が身を滅ぼしかねないと、やっと自覚した私。
遅きに失したかもしれないが、
とにかく、そんなことに気付いただけでも良しとしよう。
「・・・すべき」「こうあるべき」という考えから自分を解き放ち、
やりたいことをできる範囲で楽しまなくっちゃ。
つくづく、そう思うようになった。
とは言いながら、
年齢の割には、結構な仕事をこなしている私を褒めよう。
そして、
年齢の割には、健康に働けていることに感謝しよう。
2015年5月12日(火)友引 晴れ のち 曇り 時々 小雨 夜になって風雨 台風6号の影響
台風6号が北上中の為、不安定な天気。
温帯低気圧に変化して、台風ではなくなったが、
夜半には少々荒れ模様。
12日近い休みが続き、久しぶりに今週から仕事に復帰。
「あゝ、行きたくないなあ・・・」と、軽く出勤に後ろ向きな気分がよぎった。
でも、職場における私の立場は、今や、
「厭なら辞めれば良いだけの話」というわけで、
完全に自己理由のみの就業事情。
これがまた、現役時代とは一味違う“働く楽しみ”になっているのが不思議。
齢をとるのも、あながち悪いことばかりではなさそう。
2015年5月10日(日)赤口 晴れ 母の日
「母の日」には、毎年、お花をプレゼントしてくれる長男。
今年のお花は↑深紅のバラ。
色々なことがあるけれど、
家族仲良く穏やかに、
これからも暮らしていけるといいね。
2015年5月8日(金)仏滅 晴れ
今年に入って間もないころに申し込んであった講座が、やっとスタート。
第一印象は「あヽ、ここも、いわゆるカルチャー・センターだわね」ということ。
先生のお気に入りになりたい人は、どこにでもいる。
まるで講座の主のような仕切り屋も、どんな講座にも、いる。
先生に贈り物をしてご機嫌を窺うメンバーも、必ず一人や二人は、いる。
まさか、英語学習の講座に、そんな人たちがいようとは想像していなかっただけに、
ちょっと「嫌な感じ・・・」は否めない。
講師は、予想通りの超高齢男性。
だいたいカルチャーセンターの講師には、
受講生を平等に扱わなければならないなんて意識は薄い場合が多くて、
自分を持ち上げ、おべんちゃらでも良い気分にさせてくれる生徒が目を掛けられることが多い。
そこが、前途のある若者の育成第一の学校とは違うところだけれど、
同じ受講料を払って机を並べる者としては、
「チョー感じワルー!」ということになり、
単純な私は、早々に止めてしまうということの繰り返し。
ま、奥義を窮めたいわけではないので、
「どんなんかなーーー」という興味と好奇心を満足できれば、
それで良しというほどのことにしか考えていない。
とりあえず三ヶ月。
納めた受講料の分だけは通ってみることにしよう。
2015年5月2日(土)仏滅 晴れ
世間はゴールデンウイーク突入で、
テレビでは例年の如く渋滞情報が流れる。
どこにも行かない、特別なことは何もしない。
もうずっとそうした暮らしを続けている。
次の仕事日まで9日間の休みになる。
毎年この時季に掲載される新聞のクロスワードパズルを解きながら、
静かな時間が流れて行く。
これも好い、というか、これが好い。
何かを為さねばという強迫観念を捨てて、
なるがままの日々を過ごしている。