2014/1/26 (日) 晴れ のち 曇り 午後 風強し
掃除、洗濯、炊事で一日終わる。
午後になって空に暗雲が広がり寒い風が強く吹く。
春は近づきつつもまだ遠い。
先日来世間を騒がせている冷凍食品への農薬混入事件、
容疑者の身柄確保のニュースあり。
食品製造に携わる従業員にそのような不心得者がいたことに不安を覚える。
社会を覆う閉そく感が招いた事象か。
つい先ごろの農薬入り冷凍ギョウザ事件は、かの国の仕業であった。
今回は、日本国内で日本人がやったことというのが事実であるなら、
この国の社会道徳観も廃れてきていることを認めざるを得ない。
政府は、学校教育において、
道徳を必須科目として格上げしようとの方針を打ち出している。
しかし、しかしである。
人の良心や公徳心や正義感というのは、一朝一夕に養えるものではなかろう。
この国に代々続く文化や慣習が確実に伝えられていてこそ培える美徳である。
そして、それを伝える役割は先に生まれ先に生きてきた年配者である。
さあ、自分の胸に手を当てて考えてみよう。
「私は後に続く者たちに何を伝えてきたか?」と。
この国は今、とても危うい状況にある。
2014/1/24 (金) 晴れ
穏やかな、比較的暖かな一日。
午後、外出。
先日、甥の結婚式で写したスナップ写真を義兄に送った。
やれやれ、これで肩の荷を少し降ろした。
人から何かを依頼されるということが、年々負担に感じられるようになっている。
早く若い世代に肩代わりしてほしいと思うことが多々ある。
年をとっても当てにされることは幸か不幸か。
外出のついでに、半年フリーパスを利用して映画鑑賞2本。
「マリーゴールド・ホテルであいましょう」と「みんなで一緒に暮らしたら」。
どちらも終末期を迎えた老人たちの共同生活の話。
「マリーゴールド・・・」の方の舞台はインド。
「みんなで一緒に・・・」の舞台はフランス。
老境の身の過ごし方に関する問題点は日本の現状と似通ったものだと知る。
往年の名優たちが、年相応の老人として映画に登場する作品を、
TKPシアターで何本も鑑賞できるようになった。
共感したり学んだり、我が身に反映させながら観ている。
館内もそこそこ客が入っている。
キネマ旬報社がこの時期にこのような映画館をオープンしたのは当たりだったと思う。
少なくとも、私は大いに楽しませてもらっている。
2014/1/19 (日) 晴れ 北風強し
昨日の結婚式で写したスナップ写真を現像。
高齢者には、やはり現像写真。
親戚関係に郵送の予定。
昔の結婚式では、集合写真を戴けたものだけれど、
最近ではそれもケースバイケースのよう。
私はあまり結婚式に出席してこなかったので昔と今を比べようもないが、
この度、義姉がそのことを残念そうに言っていたので、
私も「あゝ、そうなんだ」と知った次第。
冠婚葬祭の集合写真が果たす意味合いの重要性を感じるようになったのは最近のこと。
現代のように人間関係が希薄になると、若い者が自分の親戚に出会う機会は少ない。
いざ自分が冠婚葬祭を取り仕切る段になって慌てることが多いのではないだろうか。
せっかく普段ご無沙汰の親戚縁者が一堂に会するのだから、
その後に届く集合写真で一人ひとりを再確認したい。
顔を知っていることが親しみを深めることに一役かうこと間違いなし。
これまでは気にも留めなかった冠婚葬祭の集合写真。
大事な役割があったことに気が付いたが、時既に遅しか。
2014/1/18 (土) 曇り ときどき 小雪チラつく のち 晴れ
甥の結婚式に出席した。
私が結婚した当時3歳だった夫方の長兄の長男。
落ち着いた、良い結婚式だった。
テーブル花を戴いてきた。
黄色いバラと白花のツートンカラーで会場を装飾されていた。
「やはり結婚式のおよばれは好いですね」と、
久しぶりに逢った義姉と語らった。
甥っこ夫婦に幸いあれ。
2014/1/13 (月) 晴れ 寒波 成人の日
今年の成人の数は、とても少ないのだそうだ。
少子化に加えて干支の問題もあったのだろう。
ま、とりあえずは「おめでとう、新成人の若者たち」
これといったことをするわけでもないのに、
家庭内のあれこれをやっていると、あっという間に一日が終わる。
こういった積み重ねが人生だと思えば、
その一つ一つを疎かにしてはならないのだと、
残り時間が限られて初めて気が付くこと。
ああ、情けなや・・・
2014/1/11 (土) 晴れ 寒波
きれいに晴れたは好いけれど、寒い。
意味のないおとぼけに気が休まるからと、
年末年始にテレビで前宣伝していた映画「トリック ラストステージ」を観に行く。
途中何度も居眠りして、細かい筋は追えなかった。
まあ、筋を追わなくてはならないほどの話ではないので、良しとする。
それにしても寒いのだが、雪国の難儀を思うと、我慢我慢。
2014/1/10 (金) 晴れ 寒波
今季一番の寒さ襲来とか。
先日、川崎市で発生した逃亡事件の容疑者が発見され再逮捕された。
周辺の住民はひと安心だろう。
それにしても、友人たちの助けを借りながら広範囲を移動したものだ。
この寒さの中逃げ回るより、素直に取り調べを受けたほうが話は早かったのに。
というより、
悪いことさえしなければ、平穏に過ごせることを思い知った方が良さそうだ。
夜8:00〜 NHK Eテレ「団塊スタイル」を視聴。
今夜は(高齢者に増えるストーカー問題)について。
元気な60歳以上が増えて、
(もう一度青春)だの(いつまでもときめいて)だの提案する向きもあるが、
それはちょっと違うような気がする。
むしろ
(生きてきた年数に見合う智恵と諦念で次世代の踏み台になる覚悟を)
(年寄りであること老人であることを受容しよう)
と呼びかけたほうがいい。
人の一生が一連のドラマならば、
その場面場面に相応しい演技(生き方)をしてこそ名優ではないか。
自分の人生の脚本を書くのは自分自身である。
できれば、
遺される人々の日々を邪魔しない記憶として残るような、
静かで穏やかな幕切れを自己演出したいものだ。
2014/1/6 (月) 晴れ
年改まり2014年、平成26年が始まって早や6日が経過。
なんとなくこんなものよと寝正月 露草
寝てばかりいたわけではないが、特別な動きはしないままの在宅正月。
帰省からのUターン新幹線や在来線が、
有楽町の火事で運転中止になったニュースもテレビの中の出来事。
この突発事故が大変だった人もそれほどでもなかった人もいたのかなあ・・・
などとボンヤリ考えていた。
波風の立たぬ海こそなつかしき 我が故郷よ瀬戸内の海 露草
そう言えば、年が改まれば「新春・初春」。
正月になると、あちこちで耳にする琴の名曲「春の海」。
あれは瀬戸内海の情景を演奏していると知ってから、
曲を聴くたび、故郷の海の光景をまぶたの裏に蘇えらせている。
明日から仕事。
本格的に今年が始まる。