2013/10/31 (木) 晴れ
「ハッピー ハローウイン!」だって!!
それって、どういうこと?
いつから日本の年中行事的なお祭りになったの?
西洋の祭りとしてハローウインがあることは知っていましたよ。
英語学習をしたものなら、どこかの段階で出会う言葉でしょう。
でもね、まさか街中がオレンジ色になるほど日本に入り込むとは、ね。
私はいま、違和感いっぱいです。
おそらく、何らかのお祭り騒ぎを作り出すことによって
一儲けを企む商魂たくましい筋の仕掛けのような気がします。
今どきはたくさんありますよね、その傾向の仕掛けだと思われる企画商品と販売方法が。
でも、多くの人が乗っちゃうんだなあ、こんな祭りに。
群れれば何でもアリじゃ済まないよ。
一人ひとりの頭で考えて、自分の価値観や信念を持って行動しなくっちゃ。
いずれ自分たち独自の居場所を失うことになりはしないだろうか・・・
と、意地悪婆さんは冷ややかに考えているのであーる。
ハローウインで騒ぐなんて、お止めなさい。
2013/10/17 (木) 晴れ
慌ただしい日々が続く10月も、もう半ばが過ぎた。
台風26号が伊豆大島にもたらした土砂崩れの被害は甚大で、
予報ほどには荒れなかった地に暮らす身としては
申し訳ないような気持ちになる。
ただ、最近の自然災害は場所や時を選ばないので、
明日は我が身との覚悟は常に。
長い間、親密な人間関係の場から遠く暮らしてきたのに、
今年の10月は心近しい人々との再会が相次いだ。
葬儀は、疎遠だった人々を再び結ぶ場でもある。
この世での縁が薄かった亡き母や亡き兄が、
これからの私のことを案じて、
皆に逢わせてくれたのかもしれない。
いや、きっとそうだ。
素直に喜んでいる。
2013/10/5 (土) 小雨 のち くもり
実家の兄が亡くなって、急きょ帰省した。
認知症を発症して老人施設にお世話になっていたので、
ある程度の覚悟は常に胸の内にあった。
これまでも近親の葬儀の何件かは帰省してきたが、
今回は特に、
次第に遠ざかる故郷をこれまで以上に強く意識して動いたような気がする。
還暦を過ぎて、いまさら故郷でもあるまいと自嘲する気持ちもあるが、
それでも優しい故郷を恋求める心は払しょくできない。
葬儀はいつも、疎遠になった人間関係を再び繋ぐ場になる。
今回の帰省は、予期せぬ発見や出来事の連続だった。
いま、自宅に落ち着いて振り返ると、
既に私はかの地の人ではなくなっていたことを痛感せざるを得ない。
それで良いではないか、とも思う。
故郷とは、
母在り、父在ってこそ、
かけがえのない場所と言えるのかもしれない。
さあ、また、これから先何年あるか知れないけれど、
残された我が人生を楽しみながら生きることにしようか。