2005/06/27 (月) 晴れ
梅雨はどこへ行ってしまったのだろう?
そんな気にさせるような暑さが続き、今日も正午近くに光化学スモッグ発生。
熱中症で倒れる人のニュースが相次ぐ。
異常気象の原因を「あれか、これか」と詮索するが、
どうにも手の施しようの無い事のように思えて、
今はただ、この暑さを「心頭滅却」して凌ごうと思うばかり。
人為も自然も、非常に厳しい状況に置かれている昨今ではあるが、
柔軟に時代の流れに沿ってたゆとうているが良しと思われる。
無理は禁物。
2005/06/26 (日) 晴れ
毎週日曜日の夜、TBSテレビで「世界ウルルン滞在記」なる番組を放送している。
日本の若いタレントが世界各地の家庭に数日間滞在させてもらって、
そこの家族と同じ暮らしを体験するという企画。
内容は毎週それぞれだけれど、同じなのは別れの日の光景。
わずか数日間といえども、「同じ釜の飯」を食することが人を繋ぐ強さを見る思いがする。
「食べる為に生きるのか、生きるために食べるのか」
そういった問いかけが空しく響くほど『食』の重要性を教えてくれる。
その番組の中では、滞在する家庭の労働や家業を体験させてもらうことになっている。
若いタレントたちには慣れないことばかりだけれど、一生懸命にこなそうとしている姿が好い。
やがて別れの日が近づく頃には、それなりにこなせるようになっているから立派だ。
それぞれの家族が、突然の同居者を温かく迎え入れてくれる様子をみると、なぜかしらホッとする。
その上で、夕食の卓を囲む家族団欒のひとときは、番組の重要な部分を占めているような気がする。
テレビの番組ゆえの演出はあるとしても、なかなか良い番組だと思って観ている。
その番組中の心温められるエピソードが、
気付けば、今の自分の周囲に見出しがたくなっていることであるのはさびしい。
2005/06/01 (水) 曇り のち 晴れ
出勤途上の車の中でいつも聴いているFM放送で、今朝、小耳に挟んだささやかな話題。
どこか外国(どこの国だったか失念)のご夫婦で結婚80周年を迎えるカップルがあるそうな。
聞けば、その結婚継続年数はギネスに申請中だとか。
金婚式で50年、エメラルド婚式で55年、60-75年でダイヤモンド婚式だそうで、
その上となると、いったいどんな宝石で表せるのだろうか?
ご夫婦揃って80年とは、まことに羨ましく、めでたいお話ではある。
さて、そのご夫婦の円満の秘訣は・・・
ご主人曰く「I'm sorry」、奥様曰く「My dear」の言葉と気持ちを大切にして来ました、と。
「I'm sorry」とは、常に相手を気遣い思いやる気持ち。
「My dear」とは、「ねぇ、あなた」と寄り添う気持ち。
ふぅ〜む、な〜るほど・・・
これは、夫婦ならずとも大切な事ではないか!と、
車の中で私も大きく頷きながら、今日一日を気持ちよくスタートしたのであった。
気持ちよくスタートしたのだが・・・・・
一日(ひとひ)も暮れようとする頃には、
ドヨ〜ンと重くのしかかる「ああしなければ良かった、こうしなければ良かった」の後悔の念。
人生まだまだ修行中。