2005/03/31 (木)  晴れ





街道ウォーキングに参加して歩くと、あちこちの神社仏閣に立ち寄ることが多い。
その昔、街道歩きの人々も、旅の安全を祈った場所だろう。

そんな場所では、対の仁王像や狛犬を目にする。
それぞれの口は「あ」「うん」にかたどられている。

多くを語り計らずともスムーズに協力して事を為せる時に「あうんの呼吸」という場合がある。
「あうんの呼吸」は、お互いが為すべき事に関しての知識や手段を共有していなくては叶わない。
最近、この「あうんの呼吸」でものごとが運べる場面が少ないように感じる。

同一民族だから同一文化を共有しているはず、という前提は崩れている。

一箇所で長く仕事をしていれば、
年齢の積み重なりと共に比較的容易に仕事を運べるようになるだろうという、
期待とも願望ともつかぬ思いは、いま通用しない。
年々衰え行く体力気力でありながら、仕事はますます多忙になっている。
その一因に、「あうんの呼吸」の消失があるように感じるのは思い過ごしだろうか?

2005/03/24 (木)  曇り  一時  晴れ  夜になって雨





昨日、職場の近くで殺人放火事件が発生したらしい。
今日の朝刊でそのことを知った。
そう言えば・・・昨日は消防車と救急車がけたたましく走り抜けて行ったっけ。
物盗りに侵入した男の仕業だとか。

仕事帰りに駅前の繁華街に立ち寄った。
人ごみの中に、人相の芳しくない若い男達が数人、
揃いも揃って皆、黒服のいでたちでウロウロと通行人を物色している。
彼らの目当ては若い女性だと、以前何かの記事で読んだことがある。
「良い仕事があるよ。接客業なんだけど」とか「女優にならない?」と声をかけるそうだ。
接客業は風俗のお店、女優とはAVの仕事なのだと書いてあった。
黒服の彼らを“カラス”と呼ぶこともあるらしい。
“うまい話には裏がある”とか“楽して貯まる金は無い”などと言っても、
若い女の子たちの耳には届かないかな〜

ザラッとした思いを抱えて帰宅を急いだ。

2005/03/23 (水)  雨





寒いよ〜寒いよ〜、3月も下旬だというのにこの寒さ。
降ったり止んだりの雨模様の一日、寒さに震えて過ごした。
今年はどうやら「暑さ寒さも彼岸まで」とは行かなかったようだ。

夕方、駐車場から自宅へと急ぎ足で歩きながらふと見上げると、
つい2ー3日前まで蕾だったコブシの花が咲き始めていた。
その隣のサクラの蕾も、いよいよ開花が間近の様子。
そこここの花壇に植えられたパンジーも、急に花数が増えて元気そう。

このまま、穏やかな春が来るといいね。
うっとおしい梅雨を迎えるまでに、ひとときホッとしたいね。
目覚めるたびに新たな事件事故の報に接するこのごろ、
束の間の安らぎを心底から欲している私。

2005/03/22 (火)  曇り  のち  雨





やっぱりなぁ〜・・・
出勤時にはまだ多少の不調を感じていたのに、
職場に着くと同時にバタバタと仕事に取り掛かると、
いつの間にやら体調は回復。
退勤時にはすっかり元気になっていた。

♪ それで〜いいのだ〜 それで〜いいのだ〜 ♪
と、バカボンのパパが耳元で歌い出しそうな一日だった。

2005/03/21 (月)  晴れ    振替休日





この三連休に片づけたいことが山ほどあった。
それなのに、あゝ、それなのに・・・
やっぱり寝込んで過ごすはめになってしまった。
そして明日は、元気に仕事に行けそうなのだ。
いつものパターンだよなぁ〜、と思いつつ連休の最終日。

昨日から、私自身のメールアドレスが送信者となった出会い系サイトからのメールが着信している。
自分から自分に猥褻メールを送るはずもなく、これが、いわゆる(なり済まし)という方法だろうか。
インターネット上にメールアドレスを公開しておくと、どこでどう拾われて悪用されるか予測がつかない。
このようなメールが私以外の人にも送られているのかと思うと、さすがに気持ち良いものではない。
インターネットの世界に潜む猥雑な悪意を感じている。

今、ネット界の寵児とも言える若者と既存のメディアとの攻防が話題になっている。
たしかに、堀江某が突いた、組織の不備という面への着眼点は鋭かったのだろう。
しかし、彼が多くの人々から一歩距離を置いて見られているように感じられるのは、
インターネットという手段への信頼性や一般浸透性に関する
大衆の支持が得られていないということも一因のような気がする。

極端な善悪が混在するインターネットの危険性を察知して、あえて一定以上は踏み込まない人は、いまだ多い。
現に私にも、こうしてHPを開設している事に関して止めたほうが良いと忠告してくれる人々もある。
HPを管理運営するからには連絡先としてメールアドレスを公開せざるを得ず、
それを、今回のように悪用されるとなると、HPなんか止めたら・・・との忠告も聞き流せないように思えてくる。

何に関しても同様の事が言えるのだけれど、道具は、それを使う人間次第で善用もされるし悪用もされる。
要は、人間次第ということなのだが、インターネットの世界では、その人柄の特定が容易ではない。
その見地からすると、「いまだ怪しき世界よ、ネット界は」と言わざるを得ないのだろう。

2005/03/18 (金)  晴れ  のち  曇り  一時 雨パラつく





人が心から楽しんだり喜んだりする様子を目の当たりにすることは嬉しい。
その為になら、少々の骨折りも出費も苦にならない。

年度末の異動の季節を迎えて、ご多分に漏れず、私の職場にも出入りがある。
同じ場所で互いに助け合い、労わりあった二年間があと数日で終わろうとしている。
会うは別れの始めと知りつつも迂闊に過ごした日々が、今となっては懐かしい。

というわけで今晩は、ごく親しい仲間で、去り行く友を囲んでの食事会を企画した。
夕方6時から二時間ばかりの予定が、気がついてみると10時30分。
途切れなくしゃべり続けて時の過ぎるのを忘れてしまっていた。

食事会を提案して良かった。
楽しい思い出のひとときを共有できて良かった。
去り行く友の行く手に幸いあれ。

2005/03/17 (木)  曇り  のち  雨  のち  曇り





つい一週間ほど前、「洗濯機の調子が悪いのよ〜」と話す同僚がいた。
一ヶ月前には、「洗濯機を買い換えたら調子が悪くて修理してもらったのよ」という別の同僚もいた。
そして二日前に、我が家の洗濯機が壊れた。
製造年月日を見ると14年前の製品だった。

家電製品10年寿命の話は今でもあてはまるのだろうか?

電気系統の故障のようだし、購入してから10年経過していることもあって、
この際、新しい物を買うことにした。
近くの大型家電店で購入したは良いけれど、配送は土曜日になる。

ということで、昨日から近くのコインランドリーを利用している。
以前は大衆食堂だったそのコインランドリーは広くて明るい。
約1時間の洗濯時間、読書しながらその場で洗いあがりを待つ。
こんな大きなコインランドリー、果たして商売が成り立つのだろうか?
と思っていたが、意外に利用する人が多い。
しかし、ほとんどの人は乾燥機利用のようだ。
老若男女が訪れて、あらかじめ自宅で洗い脱水したらしい洗濯物を乾燥機に放り込み、
約30分の乾燥時間が終了する頃に、再び引き取りにやって来る。

自分自身で使ってみて、コインランドリーも案外使えるような気がしている。
乾燥機は10分100円で、家族三人分の一日分の洗濯物なら30分でホカホカに乾く。
その場で畳んで来ればシワにもならない。
今年の梅雨時には、ちょっと利用してみようかなと思った。

我が家の洗濯機購入の話を職場でしていると、
もう一人「私もつい最近洗濯機を買い換えたわ」という人がいた。

今年は、つい先週のこと、駅前に“ビックカメラ”がオープンして、
市内はいま大型家電店の激戦区となっている。

ン?この時期に偶然4台の洗濯機が壊れたのは、ひょっとして電気店の念力か?
そんなわけはないけれど、日常使いの家電品が壊れると不便だ。

2005/03/09 (水)  晴れ





4月中旬の暖かさだという一日。


池の亀も、こんなになって日向ぼっこ。
親亀の背中に子亀をの〜せ〜て〜
はぁ〜、本日は晴天なり
のんびり、の〜んびり

2005/03/04 (金)  雪  のち  曇り





天気予報どおりの雪。
午前中、降り続く。
冷え込む。

午後7時30分からNHK「報道首都圏」で、
学力低下に取り組む東京都足立区の取り組みが紹介されていた。

保護者の手も借りて、習熟度別のマンツーマン補習を行ったり、
教師の手作りの教材による基礎からの見直し学習などの実践が行われているという。

そして、生活習慣の見直しも為されている。
睡眠のとり方、食生活のあり方、など。

朝ごはんを食べて来ない子は朝からボンヤリしている。
だから保健室に砂糖を用意して舐めさせ、血糖値を上げるのだそうだ。
栄養素の円グラフを家庭に配布し、一日の食事で不足な栄養素のチェックを親子でするという。

それらのどれもが大切な試みである事は確かなことだと思う。

けれども、何か腑に落ちない。

その昔、今ほど恵まれてはいない環境に置かれた子どもと現代の子どもを比べてみるとどうだろう。
睡眠は?栄養は?学習の教材は?
不足不足の時代の子どもたちも、ボンヤリしていて学習意欲が低かっただろうか?
説明のつかない行動でルールを逸脱する子が多かっただろうか?

今の時代に足りないものは何なのだろう?
ぬくぬくとした寝具でグッスリ眠る事?
肥満傾向にあっても、なお、一日30品目と必要摂取カロリーを目標にすること?

体を動かさなくては安らかな眠りは訪れないし、お腹も減らない。
「知りたい」という欲求の結果として「わかった」がなければ「学びたい」とも思わないだろう。

物があっても理論があっても、
そこに、
愚かなまでの真剣さがなければ両者は活かされないような気がする。

いま、大人は真剣だろうか?
水底を削らずに上辺を流れてはいないだろうか?
大人どうしが人間として学び合えているだろうか?

子どもだけをいじってもどうにもならないような気がするのだが・・・


2005/03/03 (木)  晴れ  のち  曇り         ひな祭り





生まれてこの方、ひな飾りにもひな祭りにも縁の無い私。
でも、今年はちょっぴり楽しい三月三日だったかな・・・

今夜から明日の朝にかけて冷え込み、
雨か雪になるかも知れないという天気予報が出ている。
桜の開花予想も発表された。
今年の桜は、年末の暖かさで寝ぼけてしまい、開花が遅れる模様。
植物の生育も足踏み気味。