2002/05/31 (金) 晴れ
「降る降る」と言われながら、毎日良い天気が続いている。
今日は、サッカー・ワールドカップの開会式が韓国で行われた。
楽しみにテレビを見るつもりで早々とビールを飲んでいたら、肝心の時間帯にしっかり寝てしまっていた。
フーリガンやテロの心配、チケットの不手際、テレビ放映の問題等色々ありそうだけれど、
取り敢えず、試合の成り行きを楽しもう。
気が付けば5月も終わり。
忙しかった・・・
まだまだ6月になってもこの忙しさは続きそう。
2002/05/28 (火) 晴れ
このところ晴れると気持ちの良い五月晴れを感じる。
こんな爽やかな五月晴れを意識したのは何年ぶりだろうか。
4月頃から続く雨が、そのまま梅雨に続いたり寒かったり
異常気象の印象が強い数年だったような気がする。
それに比べると、子供の頃の覚束ない記憶では、
春夏秋冬にそれなりのルールのような変化があったような気がする。
気候の変化を感じるか感じないかも、その時その時の生活状況や精神状態の影響が大きい。
爽やかさを感じることは良いことだと思っている。
2002/05/27 (月) 曇り一時雨 のち 晴れ 夕方一時曇り
遠くで救急車の音がする。
30−40年前、実家で暮らしていた頃には救急車の音など聞いた覚えがない。
できれば一生、救急車のお世話にならないで暮らしたい。
ところが私は、その救急車に乗ってしまったことがある。
原因は(ラーメンに入っていたアサリの貝殻)。
ある日、近所で評判のラーメン屋に入った。
その店の名物は、貝殻付きのアサリが入ったラーメン。
麺をすくい上げツルツルッとすすった途端に喉にガッチリ何かが刺さった感覚。
てっきり虫歯の治療に使われた金属がはずれて呑み込んでしまい、それが引っかかったのか、と思った。
呑み込むことも吐き出すこともできず、ちょうど首の中央あたりに異物感がある。
その日は年明け間もない日曜日、しかも夜。
開いている医者も病院もない。
こうなったら救急車を呼んで貰うしか手はない。
というわけで、その年は新年早々から救急車のお世話になった。
結局、アサリの細かい貝殻が喉に突き刺さっていたのだった。
その貝殻は、ご丁寧に三角形の破片で、鋭角の部分が食道に垂直に刺さっていた。
最初に運ばれた病院の当直の先生は専門外で、結局どうにもならなかった。
救急車は私を降ろすと早々に帰ってしまい、私はタクシーで一旦自宅に帰って来た。
それでもまだ痛い。
そこで、近所の大学病院の救急窓口に電話をして、自分で車を運転して受診した。
その病院でレントゲンを写し、胃カメラで落とすことになったのだが、この胃カメラがなかなか呑み込めない。
何度もトライして先生が胃カメラを使うことを諦めようとした時、喉の痛みが無くなっている事に気づいた。
貝殻は無事に胃の中に落ちたようだ。
それ以来、その店には行っていない。
2002/05/26 (日) 晴れ のち 曇り
マンション管理組合定期総会に出席。
普段顔を合わせない人たちが、集会室に集う。
礼儀正しく議事は進行する。
女性には、こうした改まった会議に出席する機会は少なく、
議事の進行、質問の仕方等学ぶところが多い。
プライベートとパブリックを認識し分ける感覚を磨くには良い場所だと思う。
午後、気合を入れて洋服の整理をする。
いつの間にかたまってしまった服を一部、処分する。
これからは、なるべく増やさないようにしなければならない。
資源ごみ置き場行きになった服の束を見ながらそう思った。
少しだけ整理のついたタンスと押入れに、ささやかな満足感。
2002/05/25 (土) 晴れ
農業ボランティア養成講座一日目。
午前に二時間の机上講座、午後二時間の現地講座。
家庭菜園のように収穫を心配しなくてよい栽培であれば、手探りで失敗を繰り返しながらで済むことも
それで生計を賄う営農となると、やはりそれなりの知識を必要とする。
たかが「猫の手」のお手伝いボランティアといっても、そのあたりを心得ておかなくては
かえって農家の足手まといになってしまうかも知れない。
例えば、忙しい作業の中で農家の人が出す指示に、
肥料や道具などの言葉が含まれていて、それがわからなかった場合には
たちまち動きが止まってしまう。
何事も怯(ひる)んではいけないけれども、侮(あなど)ってはいけないと思う。
午後は研修センター近くの貸し農園を講師の説明を聞きながら見学。
「ふ〜む、なるほどなるほど・・・」「あ〜、そうだったのか」
とうもろこしは自花受粉では結実せず、他花受粉で始めて実をつけるらしい。
それを講師先生いわく「とうもろこしは不倫の本家です」と皆を笑わせて下さる。
そして「こう説明しておけば、皆さん忘れないでしょ」と。
したがって、とうもろこしの植付けは他の花の花粉がめしべに散りかかり易いように
二列以上に植えることが肝心らしい。
あのとうもろこしの実の先についているヒゲはめしべで、あの一本一本の下に実が結実することを知った。
「とうもろこしのヒゲは伊達についているのではありません」と先生。
(へぇ〜、そうなのかぁ・・・)
これまで知らなかったことを教えてもらう時間は楽しい。
2002/05/24 (金) 晴れ
「楽しい」尺度は人それぞれ。
飲んで騒いで楽しい人もいれば、
友との静かな語らいで、ヒタヒタと打ち寄せる波のような楽しみに心満たされる人間もいる。
騒ぐ人は共に騒げない人間を「つまらない奴だ」と敬遠するかもしれない。
しかし、傍目にはひっそりと見えても、意外に胸のうちは華やいでいたりすることはある。
「楽しい」尺度はそれぞれに違う。
自分の感性に無理の来ない楽しみを選択していきたい。
2002/05/23 (木) 晴れ
卒業した中学校は過疎化の為に中央の中学校に統合されて、昔の場所に、今はない。
そのグランドにはフェンス沿いにポプラが十本あまり植わっていた。
天をつくように大きい樹だった。(少なくともあの当時の私はそう思っていた)
北大にはポプラ並木があると聞いている。
「何故、学びの場所にポプラなのか?」というのは、その当時の疑問だった。
あの母校のポプラ以来、意識してポプラを見ないで来た。
ところが、最近よく通る道から7−8本のポプラが植わっているのが気になっていた。
これまでは「うん、あれはポプラの樹だな」としか思わなかったけれど
今日突然気が付いたことがある。
ポプラの枝は横に広がり伸びないで、それぞれが皆、天を目指して伸びている。
だから、ポプラの樹はあんなにスリムな姿をしているのだ。
「それぞれが空を目指してまっすぐに・・・」
う〜ん、そうか!これだったのかも知れない。
学び舎にふさわしい樹として植えられた理由は、と思いながら眺めていた。
2002/05/22 (水) 晴れ 時々 曇り
今朝は久しぶりに午前4時に目が覚めた。
下の公園からは「チュチュチュチュ、チュクチュクチュクチュ」と姦しく小鳥のさえずりが聞こえた。
それも5時6時と時が過ぎるにつれ静かになっていく。
その頃から通勤通学の人通りが頻繁になる。
公園のサクランボは、きれいな赤を通り越して黒っぽく色づいてきた。
あれは(ダークチェリー)かな?
ヤマモモの木もあり、毎年実をつける。
そう言えば(ヤマモモ)の花は知らないことに気づいた。
在中国総領事館に駆け込んだ5人がフィリピンのマニラ経由で韓国に渡るというニュース。
夕方5時過ぎに中国政府の係員に付き添われて飛行機に乗り込む画面を見ながら、
思いは複雑だった。
2002/05/20 (月) 曇り のち 晴れ
思い込みというのはある。
一時 ♪か〜きにあ〜かいは〜なさく〜♪という歌詞を不思議に思っていた。
「かき」の部分を「柿」だと思っていたために生じた勘違い。
「かき」は「垣」だったのだ。
ところで、今日は柿の花が咲いているのに気がついた。
柿の花は、やや赤っぽい黄色が強い生成り色。
花の奥には実になる部分が・・・
さあ、今年は豊作か不作か。
実のなる木は楽しい。
2002/05/19 (日) 曇り 時々 晴れ PM9:30ごろ一時的に強い雨
卵はおいしいと思う。
今年の4月に異動してきた同僚が味付け卵を頻繁にご馳走してくれる。
これがおいしい。
今日、美容院の雑誌を何気なく開くと、その味付け卵の作り方が載っていた。
1)水に卵を入れ12分間煮て皮をむく。
2)調味料を混ぜた煮汁を沸騰させて、皮をむいた卵を入れて3分間煮る。
3)煮汁ごと冷ました卵を別容器に入れて冷蔵庫で保存。
こうして作った味付け卵を、ラーメンに乗せたりサラダに付けたりして食する。
煮汁は2−3回使えるとのこと。
煮汁に混ぜる調味料として(オイスターソース)と何やら書いてあったけれど忘れてしまった。
とりあえず、酒・みりん・砂糖。醤油で煮ることにした。
12分間と3分間という時間が重要で、この時間を守ると半熟の味付け卵ができるらしい。
とりあえず作っておいたので、明日が楽しみ。
2002/05/18 (土) 雨 のち 曇り
今月末に開幕するサッカーワールドカップ。
昨日はその出場メンバーが発表された。
意外な人選もあった模様。
どんな世界にも予想外の運命に翻弄される人がいる。
サッカーの三浦和良、F1の片山右京、女優の宮沢りえ・・・
もしもあの時こうだったなら・・・・・
(運命は変えられないが運勢は変えられる)のだそうだ。
【運命】=人間の意志にかかわらず、身にめぐって来る吉凶禍福。
【運勢】=人が持っている将来の運。
[If]を何度繰り返そうと詮無いこと、できれば[will]でありたい。
2002/05/17 (金) 曇り のち 雨
「降るぞ降るぞ」と言われ続けて降らなかった雨が
今日の午後からやっと降り始めた。
気温も低め。
金曜日の退勤時が一番開放感がある。
2002/05/16 (木) 曇り
登山する人には色々なタイプがある。
ひたすら頂上を征服したい人。(ピークハンターと言います)
時間切れで途中で引き返すことになっても、草花や樹木や風景を楽しみたい人。
黙々と歩く人。
私は(歩く人)かな・・・
山道を歩いていると頭の中にはさまざまな思いが駆け巡る。
街中の空気と風景の中で考えると息詰まってしまいそうな事柄も
山の風に吹かれ、緑の香りに包まれていると
「大したことないさ!何とかなるさ!」と思えてくるから不思議だ。
山とご無沙汰して久しい。
そろそろ登り時かな?
2002/05/15 (水) 晴れ
23:00〜23:30 NHK教育TV 人間講座「進化の隣人チンパンジー(7)知性」を見る。
京都大学霊長類研究所で暮らすチンパンジーのアイと子供のアユム。
アユムも、もう1歳9ヶ月になるそうだ。
母親のアイの傍を離れないアユムが可愛い。
人が道具を使うようになった始めとは・・・
経験者の行動をじっと観察しそれを真似るチンパンジーの行動から推測する。
「学ぶ」とは「真似る」こととはよく言われるけれど、なるほど納得。
サルとチンパンジーとヒトとの違いは・・・
サルはさて置いても、チンパンジーは道具を使い文字や記号を理解して殆ど人間と同等のことができる。
たった一つ?マークがついていたのは「他者の心を理解できる」という項目。
チンパンジーにも知性と呼べるものを認められるけれど、
ヒトがチンパンジーと違うのはその知性の深さではないかと、講師の松沢哲郎先生。
なるほど、なるほど。
しかし、最近のヒト、だんだんチンパンジーレベルに退化している部分はないだろうか?
なんてことを考えながら、大好きな類人猿の番組を見終わる。
アユムに負けないように知性を磨かなくっちゃ!
2002/05/14 (火) 晴れ
タンポポの綿毛はま〜るい
ひとつひとつの種が
思い思いの方向に
おたがいのじゃまをしないで
飛び立てるように
タンポポの綿毛はま〜るい
タンポポにできることが
どうして人間には難しいのだろう
何でもないことにひっかかり
つまらないところで足を引っ張る
一人が一粒の種を抱いて
白い綿毛のプロペラに乗って
遠く遠く、風に乗りたい
タンポポにできることが・・・
2002/05/13 (月) 雨 のち 曇り
先日、アントニオ猪木が糖尿病闘病生活を語るテレビ番組を見た。
発病後しばらくは養生していたようだが、
人気商売の辛いところ、ご贔屓との食事会では断りきれずに食べてしまう、という話。
入院中も、食後に病院の周囲をウォーキングしていたという話。
格闘技の選手は鍛え方も違うが、食べる量も違うようだ。
ご飯をラーメン茶碗で何杯もなんて、どこに入っていくんだろう。
そんな話が頭に残っていたのか、
今晩は久しぶりにウォーキングに出かけた。
食後のウォーキングは良いらしい。
やっぱり調子がいい。
2002/05/12 (日) 曇り のち 晴れ
今回、中国にある日本総領事館で起きた出来事の一部始終を見ていると、情けなくなる。
難しい外交の定めなど知らない者でも、ひとつだけわかることがある。
「助けて、助けて」と泣き叫ぶ女性と子供を目の前にして、
あれだけ冷ややかにのんびりとしていられる事がどんなに異様な光景であるか、ということ。
私は、あの映像を見てワイシャツ姿の総領事館の職員の姿に背筋が凍ってしまった。
こんな自分の感覚は、つまらない感傷と一笑に付されるものかもしれないとも思ったが、納得できなかった。
ところが、それ以降の報道を見ていると、コメントする人ごとに同じようなことを述べている。
やはり、私が感じたことは、一人の人間として正常だったのだと思う。
まず駆けつける、揉み合う女性と警官を離す、事情を聞く、そんなこと素人でもわかることではないか。
あの情景を目の前にして、政治だ外交だと言う前に人道があるのではないだろうか。
権威・権力にあぐらをかくと、通常の人間としての自然な情愛までなくしてしまうのだろうか?
目の前で必死に助けを求める人に救いの手をのべる情愛は、難しい任官試験のテキストや研修では学べない。
2002/05/11 (土) 雨 のち 曇り
朝のうち降っていた雨もじきに止み、曇り空ながらも午後からは明るさが増してきた。
ホームページのタイトルさながらに、つれづれなるままに日暮らしする。
昔々の人たちは、テレビも無い新聞も無い雑誌も無い書物も無い、ましてパソコンなんて絶対に無い、
そんな毎日を過ごしていたのだなぁ、と、ふと思う。
吉田兼好が
「つれづれなるままに、日くらし、 硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。」
と、『徒然草』を書き始めたのもむべなるかな。
静かにしていると、どうやら手を動かしたくなるものらしい。
そのうち、足も動かしたくなるだろう。
そうなったら散歩という名の徘徊をするべく野に出よう。
手持ち無沙汰にまかせて、(つれづれ)と辞書を引いてみた。
19歳の時から使っている「岩波国語辞典」。
(つれづれ)のページに、その当時挟んだ赤いバラの花びらが、カラカラに乾いて挟まっていた。
31年前のバラの花びら一枚。
それだけの話。
2002/05/10 (金) 曇り のち 雨
曇りと雨が続く。
中国の日本総領事館の敷地に走りこんだ北朝鮮の家族5人が、
中国の警察官に身柄拘束されたニュースが報道されている。
不思議なことの多い事件。
何故、一連の行動を起こす前にどこかの部屋から日本領事館の門を眺める家族の写真が報道に写せたのか?
何故、始めから終わりまでの一部始終をテレビカメラで追うことができたのか?
騒ぎの最中に、領事館の中から出て来た職員は、なぜ、あのようにゆっくりとした足取りで現れたのか?
そして、その職員は、警察官に「領事館の中に入り込んだ人間だから、引き渡しなさい」と、
あの場で警察官に制止もせずに突っ立って様子を見下ろしていたのか?
職員が拾い上げていた警察官の帽子はその場で持ち主に返されたのだろうか?
それとも、敷地内に侵入した証拠品として確保したのだろうか?
新聞では、対応に出てきた領事館員は一人のように書いてある新聞もあったが、
映像で見る限り、少なくとも4人のワイシャツ姿の男性が門の近くまで歩いてきたのが映されていた。
さまざま考えさせる映像・報道だった。
奇怪!??!
2002/05/08 (水) 雨 のち 曇り
午後前から気温が上昇。
運動不足がたたって、このところ常に胃の中に何かが詰まっているような感じがする。
スッキリしないなぁ、と思いつつ食事時になると何かしら口に入れている。
三度の食事なんて、いつ頃から人間の習慣になったのだろう。
たしかに「食べる」ことは、生活の楽しみではある。
体重管理との兼ね合いは、そうとうに難しい。
体も重いが、気も重い、このごろ。
2002/05/07 (火) 雨
職場に数匹の猫が住み着いている。
その中で、すっかり私と仲良しになった猫がいる。
三毛猫ならぬ、白とベージュの二毛猫。
私の後からついて来て、体をすり寄せてくる。
ピーンと立てた尻尾をつまんでも嫌がらない。
こうなると、もうたまらず可愛い。
ん?猫、嫌いなんじゃなかったっけ、私?
そろそろ名前を考えてみようかな、なんて・・・
2002/05/06 (月) 曇り 時々 晴れ (振替休日)
連休最終日になって、少し曇ってきた。
天気予報では、明日は曇りか雨のマーク。
何もしない4連休だった。
2002/05/05 (日) 晴れ (子供の日)
最近なぜか疲れがスッキリとれない。
なんとなく、常にどんよりとした重苦しさがつきまとう。
仕事をし終えた後の疲れとは異なるストレスがあるように思う。
よくよく身辺を見直してみると、昔ながらの人情が通じにくくなった場面が増えて、
そのつどキリキリと胃が痛む思いをしていることに気づく。
人間味のある深謀遠慮、謙虚さ、控えめ、思いやりといったことに接する機会が少なくなっている。
誰もが、前に前にと我先を争っているようで、その競争に乗っても乗り切れなくても辛い時代なのだろう。
2002/05/04 (土) 晴れ ときどき 曇り
今読んでいる「鬼検事覚書」に、あの「太平洋ひとりぼっち」の堀江謙一さんの一件が出てきた。
堀江青年は、昭和37年5月12日に、小型ヨット(マーメイド号)で兵庫県西宮市のヨットハーバーを出航し、
独り太平洋横断の航海に旅立った。
ところが、出国に先立って彼は、必要な手続きを何一つ済ませていなかった。
同年8月12日にサンフランシスコ湾に到着した彼を、冒険好きなアメリカ人は称讃をもって迎えたが、
そのニュースを受けた日本では、それは不法出国であり法に触れる行為であるということになった。
結果としては、特別な例外措置ということで法的な処分はなしということだったらしい。
この本を読んでいると色々なことが思い出され、事件の周辺で検事がどのように関わっていたかが知れて興味が尽きない。
2002/05/03 (金) 晴れ (憲法記念日)
「憲法記念日」ということで、昼前の二時間NHKの憲法に関する討論会を見る。
憲法擁護、憲法改正、どちらにも言い分があって、なかなか難しい。
あまり深くは考えたことも無いし、テーマも難しすぎて自論を形成するには至っていないが、
現憲法が、戦後GHQの関係者(外国人)によって外国語で草案されたものの翻訳であることは残念なことだと思う。
できれば、自国民によって自国語で討論され草案され発布された憲法を、生きている間に読みたいものだと思う。
*****************************************************************
『立花隆先生、かなりヘンですよーー「教養のない東大生」からの挑戦状』
谷田和一郎(たにだ・わいちろう):著
(株)洋泉社:発行
2001年12月7日初版
自分自身、権威や名声に惑わされてはいけないと知識では理解していても、
活字に印刷されて書店に並ぶと、それだけでほぼ信用してしまう傾向は否めない。
あの立花さんに異を唱える本、ということで興味津々読み進んでいった。
面白かった。なるほど、と思わせる説得力はあった。
確かに、立花隆さんが出演してNHKで「臨死体験」を特集したときには驚きだった。
「臨死体験」とは証明できないものであり、社会的な認知はまだまだの分野だと思っている。
それを、あの立花隆さんが、あのNHKが扱うの?という驚きだった。
本の中で指摘されていることとは直接に関わりはないけれど、
著名な文筆家というものは、常に次の作品発表を期待されるだけに、その著作活動は厳しいものだろうと想像をめぐらした。
2002/05/02 (木) 晴れ
さわやかな五月晴れで、日中は陽射しがとてもまぶしかった。
湿度が低く、一日快適に過ごせた。
先日は長男の誕生日で、久しぶりにケーキを買ってきた。
このあたりにはケーキ屋さんは数が多くて、味比べも殆どしてみた。
今回は「不○家」のチョコレートケーキ。
ここのケーキは、とにかく大きくて甘いのが特徴だったけれど、
時代の流れか、今回食べてみると甘さがずいぶん抑えられているように思う。
正直な話、いろいろお店ができて選択肢も広がると、もうどれでも良いような気になって
結局は昔から舌になじんだオーソドックスなお店に返っていったりする。
やっぱり(モンブラン)と(サバラン)かな・・・(ティラミス)も好きだな・・・
2002/05/01 (水) 曇り
なぜ花を見るのか?なぜ花を見ると心慰むのか?
花も木も、私を裏切らない。
黙って見つめれば、黙って見つめ返してくれる。
それだけで、ただそれだけで十分。
花も木も、私の心に無いことまで詮索して警戒したりはしない。
あるがまま、ただそのままに向き合える。
花や木はいい。