「意識」と「感覚」

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久しぶりに自分で本を買って読んだ。

「遺言。」 養老孟司:著  新潮新書

ヒトは意識で物事を理解しようとして、挙げ句に悩む。

では、動物や植物は、ヒトと同じように命を生きていながら悩むだろうか?

その違いに思いを致せば、いま自分が抱える悩みのある部分は消化できるかもしれない。


周囲を見渡してみるに、ヒトから野生の自覚が失われていることを痛感せずにはいられない昨今。

著者は、豊富な教養と経験と知識から、呟くような文体で警鐘を鳴らしているように感じた。


このような話を語ってくれる人が減少の一途を辿っていることは、ほんとうに寂しいことだ。



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このページは、tsuyuが2018年4月 3日 10:23に書いたブログ記事です。

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