ゴミといえども、黙って持ち去れば窃盗

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ゴミの分別やリサイクルが浸透してきた。


いまはアルミ缶がけっこう良い値で買い取られるのだそうだ。


テレビ番組でホームレスの取材をしたものをみると、彼らの収入源がアルミ缶だったりする。

今、私が仕事に通っている地域にはホームレスが多いことに気が付いた。

しかも、駅近くに定住している。

飲食店(ラーメン屋だったかな?)のすぐ横に定住している者もいる。

残り物のおこぼれには預かり易そうだ。

でも、客としてはその店には入りたくない光景だと思いながら横を通り過ぎている。



それで・・・リサイクルのアルミ缶の話。


先週、勤務先のマンションに向かっていた私が見た光景は・・・

(ちなみに、その日は自治体の資源ごみ回収日で、戸建て住宅のゴミは歩道にそれぞれ出されている)

歩道沿いを自転車で流しながら、出された資源ごみの中からアルミ缶だけを集めている男の姿。

自治体の回収車が出動する前にアルミ缶だけ横取りしているというわけだ。

だから、自治体指定の箱の横には「これは自治体に出された資源ごみです。持ち去り禁止」と書いてある。

でも、朝の通勤時に通行人の目も気にせずに堂々とアルミ缶だけ自分の持ってきた大袋に集めて歩く人間には、

そんな注意書きなんて屁の河童で効き目などありはしない。


わざわざ分別されたゴミが、「持って行ってください」と一斉に道路わきに出されるのだから、

頼まれもしない輩にとっても好都合な"儲け"の日だというわけだろう。



私の住むマンションのごみ置き場は、屋根はあるけれど外部から入って来やすいオープンな場所。

そこでちょくちょく見かけるのは不燃ごみの日に漁りに来る怪しいオッサンの姿。

さすがにガラガラと結構な音を発するアルミ缶の泥棒は難しいのだろう。

不燃ごみの中から、まだ使えそうな物とか修理すれば古物として商売になりそうな物を漁っているのだと思われる。


以前、理事長をやっていた時には、こうしたごみ置き場の荒らしに声を掛けたりした。
注意されたから止めるような人間なら、他人の敷地に入って勝手に物を持って行くようなことはしない。

声を掛けて注意しても、睨み返されて無言で立ち去られるだけのこと。

たとえ声を発しても「いいじゃねえか、捨ててあるんだから」という捨て台詞が返ってくるだけ。



確かに、要らないから捨てたものが「ゴミ」ではある。

が、そのゴミがお金になるとなるとゴミも財産である。

実際、資源ごみに関しては自治会に報奨金として幾らかのお金が入ってくることになっている。


ゴミだから黙って持って行っても構わないだろうは通用しない。


たとえゴミと呼ばれていても、焼却されるとか、リサイクルで別物に生まれ変わるとか、埋め立て処分されるとか、

法に則った形で処分されるまでは個人から自治体へ、自治体から処理業者へと所有権が移行している。



早朝、人目も構わずゴミ出し場からアルミ缶をかっぱらって行く男を見て、

なんだかイヤーーな気分だった。


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このページは、tsuyuが2017年6月13日 14:46に書いたブログ記事です。

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