2015年10月アーカイブ

視野は狭まる一方

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加齢と共に視力は衰え、視野が狭まっているように感じる。

白内障になるのではないかという漠然とした怖れや、

既に診断されている加齢黄斑変性の移行状況も不安の種。


そうした身体的な意味での「視野」への不安と共に、

社会的な物事に対する「視野」の狭まりも急速に進行している。



年を追うごとに人間関係が煩わしくなっている。


もともと独りで行動することが好きな性質(たち)なので、昔から人との交流は少ない。

それでも、日々生活していれば、何らかの接触はあるわけで、

それなりに人中(ひとなか)に出る機会も多く、人間関係も経験しながらやり過ごしてきた。


定年退職して週に3日の仕事になり休日が増えた今、ほとんどの時間を家で過ごしている。

情報源はもっぱらネットとテレビと新聞という毎日。

それも最近では、「はたしてこの情報は正確なのか?」というところから疑わなくてはならない。



昔は、同じように限られた情報源(テレビ・ラジオ・新聞など)でも、

今よりは単純に無邪気に受け止めて信用していたような気がする。

そのことの是非はさておいても。


「信じる者は救われる」ではないけれど、疑わなければ強気でいられたという面はあろう。

今は、全てを疑わなければならなくなって、かえって自分に自信が持てない状況にある。

インターネットでさまざまな情報を検索して、即時に疑問が解けたかに思えるのも善し悪しだ。



そうは思いながら、わが身に何の感覚的な影響も及ぼさないメディア媒体を眺めつつ、変化の無い日々が続いていると、

自身の感覚で判断できる視野は狭くなりつつあることを意識せざるを得ない。


これも老いの一過程かと、静かに我が変化を眺めている。


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20151025strapkaeru (350x264).jpg カエルとしずくのストラップ


昨晩、関東地方に木枯らし1号が吹いたと気象庁から発表された。

今日は、やや強めの風が、ほぼ葉を落とした桜の枝を揺らしている。



淡々と、ただ淡々と、生きている。

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マタニティーマークに関して

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こんな意見 を読んだ。

書いた人は男性。

「男性だからわからない部分もあるのでしょう」とは言いたくないが、

私の意見とは違う。


少子化で大変だと騒がれながら、

一方では、児童虐待や親の育児放棄が連日のニュースになる。

かと思えば、上記のブログで取り上げているような富裕な家庭の子どもは、

より富裕で安定した将来を期待されて、やれ塾だ習い事だと忙しない日々を、

幼いころより過ごすらしい。



子どもの幸せって何だろう?

マタニティーマークを付けていることで周囲から配慮を受けたことのある妊婦さんたちが、

誕生した子供たちに「感謝」を教えられる育児をできる人たちでありますように・・・

とだけは言わせてもらおう。


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「マタニティーマーク(ワッペン)を付けているのに乗り物で席を譲ってくれない」。

最近、そんな不満を訴える人やその意見を擁護する記事などを見かけるようになった。


マタニティーマークとは、

妊娠中の女性が人目に付くようにバッグなどにぶら下げている丸いワッペン。


確かに、妊娠中は体の変調著しく、いろいろ耐えづらい状況になることも多い。

それが傍目に見えない場合もあり、ワッペンで分かってもらおうとしたのだろう。

私も妊娠・出産は経験しているので、これらのことを理解するのに疎いわけではない。



しかし、私はこのマタニティーマークなるものに違和感が拭えない。

「私は妊娠しているのよ」と主張されても、

「だから?」「大切にしてくれっていうこと?」と切り返したい衝動がある。

思いやりを強要されているような不快感がある。



以前、電車の中でマタニティーマークを付けた女性に席を譲ったことがある。

譲られた女性は、しごく当然のことのように譲られた席に腰を下ろした。

会釈も礼の言葉も無く。

その物腰の傲慢さには、妊娠経験者の私も呆気にとられてしまった。

そして、後味の悪い記憶しか残らなかった。



近年、言葉にして自分の気持ちを伝えられない人が増えたような気がする。



我がマンションでも、朝夕のすれ違いに挨拶をしても、

なかなか声に出して応じてくれる人がいなくなった。

これは若い人に限ったことではなく、年寄りも同じ。

まるで言葉を発することさえ惜しむかのようだ。

(ひょっとしたら私、嫌われているの?)と勘違いしてしまいそうだ。



職場でも、肝心な報告や連絡・相談を言葉にして伝えない状況が蔓延している。

伝えていないのに、事がうまく運ばないと他人のせいにして不満の陰口を言う。

一言伝えてくれれば滞りなく協働できるのに・・・と思う。


いったいいつからこんなことになったのだろう、と考えてみる。



リアルな人間に、声を出して話しかけない(お願いしない)のに、

自分の思うようになると思ったら大間違いだ。

会話の多くを、声を必要としないツイッターやSNSのやり取りで済ませる。

それで自分は主張している気になっている。

でも、そんなやり取りはネットで繋がれた仲間内だけの話。

そんな無言の指先だけのやり取りに終始する対話ばかりしていては、

社会の中で、たまたますれ違う人々とのリアルな接し方など身に付く筈がない。




誰かが教えなかったんだろうなあ・・・と思う。

その「誰か」は、バブル時代に現役で働き、家庭を持ち、子育てした世代のような気がする。

彼らは今や高齢世代になっているが、昔ながらの日本の老人とは違う様相を見せている。

けっこう自分勝手で失礼な振る舞いの高齢者が多い。

そして、昨今巷でマタニティーマークをつけている女性たちは、彼らの娘であり孫である。

因果は歴然だろう。


若い人たちを応援したい、力になりたいと思っているのに、

一部のこうした傲慢不遜な振る舞いが気持ちを退かせてしまう。



ま、そんな人たちばかりではないのは百も承知だけれど・・・


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20151022cleaner (350x228).jpg  スマホ・クリーナー(プニュプニュくらげ)

アクリル100%の毛糸で、スマホ・クリーナーを編みました。


アクリルたわしを作った残り毛糸を消化しています。


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ひまつぶし手芸(シュシュ)

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20151018shushu (350x276).jpg  シュシュ(ヘア・アクセサリー)


職場の若い同僚が、私の髪を結わえていた手作りシュシュに目を留め、

「それ、手作りですか?」と興味を示したので、

「作ってあげたら使う?」と尋ねたら「使います」ということなので、

金・土・日にかけてこれだけ編みました。



いつか使うつもりだったヘアゴム数個と、

サマーベストを編んだ残り糸などで作ったので、

新規に購入した材料は無し。


喜んでもらえると嬉しいなあ・・・


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このままで良いのだろうか?

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ある月刊雑誌が「日本の復興は教育にかかっている」特集を組んでいるらしい。

書籍広告の見出しを目にしただけなので、内容は知らない。

内容は知らないが、次代を担う人材を育てる教育が荒廃していることに同感する。

時すでに遅きに失しているかもしれない。


昨日、私と同年輩の男性と、最近の若い人たちの能力低下に関して共感した。

彼は定年後、後進を指導する立場として、私と同じ職場で働いている。

現在、今年新規に採用された若者二人を指導している。

昨年は男女二人の指導にあたり、今年は女性二人を指導している。


おっとりとしていて能力優秀な彼は、普段は批判めいた言葉を口にする人物ではない。

その彼が、昔馴染みで同年輩の私に同意を求めるようにつぶやいた。

「最近の若い者は、昔の若い者に比べるとあらゆる面で能力が落ちているね」と。



私はこのつぶやきに対して、心からの同意を返した。

たったそれだけの短い会話で、彼の言わんとすることが十分に伝わったので、

その後の会話を続ける必要はなかった。



彼も私も、ほとんど絶望的な状況を感じている。

裏打ちの無い強気だけは身に付けているけれど、謙虚に学ぶ姿勢が感じられない若い世代。

伝えておきたいことが多々あるのに、現役を退いた年寄りは軽んじられているのか、

なかなか言葉が届かないもどかしさ。



マスメディアは、やたら若い者を褒めちぎり良い気分にさせることばかりで、

この国は、いつの間にか精神年齢の低い文化が蔓延し、定着してしまったように思う。



教育がカギを握ると、件の月刊誌が特集を組んでも、

次世代の教育を担う現役世代が既に能力の低下をきたしているのに、

いったいどうやって教育を改革しようというのだろう?


一個人の力の限界を痛感して脱力の日々。



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嫌老社会がやってくる?

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22:00からBS日テレ「深層NEWS」で、

作家の五木寛之さんのインタビューを視聴した。

「老人を嫌う社会のヤミ」と番組表に書かれていて、内容に興味をひかれて。



インタビュアーの男女司会者が、五木さんから明確な答えを引き出そうと、

あの手この手の想定内な質問を投げかけるが、彼らの期待通りの進行にはならない。

それが五木さんの答えだったのだと、最後まで視聴してみると解る。


五木さん曰く、

これまで地球上のどの国も経験したことの無い超高齢社会が、

この日本から始まろうとしているのです。

ということは、過去に学ぶことはできないのだから、

これからのことは皆で考えて模索するしかないのです。

日本はこれから下山の道を歩くということです。

下山というと寂しく考える向きもあるかもしれませんが、

頂点を極めた後の成熟期だと考え、どのように成熟して行くかが課題です。



昨今マスコミでは(元気な高齢者)を盛んに取り上げているけれど、

高齢者の多くが恵まれているようなイメージを与え、結果、

若者たちに反感を抱かせることになっていはしまいか?

高齢者にも若者にも、日々の暮らしに精一杯の人々が増加しているわけで、

そうした格差に関して、高齢者のほうからの動きもあって良いのでは?

という提案もあった。



来るべき超高齢社会への処方箋を示せる人はいない。

が、この難題に日本がどう取り組んで行くかに世界は注目しているでしょう、とのこと。

私も思う。

年寄りだからと「敬われることを期待したり」「いたわられることを前提にしたり」

していられる時代ではない、と。

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PCの壁紙を変更

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20151011tsuyufuro (350x344).jpg 露草模様の縮緬風呂敷



久しぶりに、パソコンのデスクトップの画像を変更。

こんどは露草柄に。

姉が送ってくれた縮緬の風呂敷。


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20151008nipponnounnmei (286x350).jpg 『日本の「運命」について語ろう』 浅田次郎:著  幻冬舎:発行

まだ読み終えていません。いまちょうど半ばくらいでしょうか。

著者の浅田次郎さんは、私と同年のお生まれです。

戦争が終わって生まれた世代です。

その浅田次郎さんが本著の冒頭から述べておられるように、

私たちは学校で、日本の近現代史を教えられていないのではないかということがあります。


現在60歳以上の人間が学齢期のころには、

周囲にはまだ太平洋戦争の時代を経験した人たちが大勢いました。

そうした人たちの経験を聞いた人もいれば聞かなかった人もいます。

もし聞いていたとしても、それは限られた個人の経験であったりします。

が、現代の若い人たちに比べれば、戦争があったという事実は忘れていない年代です。


私自身は、興味関心があったので、

そのような戦時の経験談には比較的、耳を傾けてきたほうだと思っています。

それでも、その後続いた70年の平安な日々のうちに、

あの頃何があったのかを知ろうとすることから遠ざかってしまったように思います。


しかし、戦後70年節目のここにきて、日本人として、

自国の近現代史を正しく継承することが国の存続に必須なのだと痛感しています。


残念ながら、私にはその能力も知力もありませんが、

この本は、明治維新以降の、特に、先の大戦の終結時に何があったのかを、

解りやすく述べてくれているように思います。


多くの日本人に読んでほしい一冊だと思いながら読み進めているところです。


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20151003robaha (327x350).jpg 「老婆は一日にして成らず」 長縄えい子:著  たけしま出版:発行


たまたま図書館で、タイトル名に惹かれて借りてきたエッセイです。

実は、作者紹介を読むまで知らなかったのですが、

著者は私と同市内在住の画家であり作家でもある方だそうです。



かるーく読めるので、どんどん読み進んでいます。


その中で、今日心にとまった箇所をメモがわりにブログに残しておきます。



****************(ここから引用)

最近読んだ、高田爬虫類研究所の高田さんの詩、

「カラスの声」

まじめに カアカア鳴いていたのに

アホウ アホウ と聴いたのは

人間の耳だ

****************(引用おわり)

P.103 【気がつかない偏見】の章より



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