2013年8月アーカイブ

怖いという意識を持つこと

|

三重県の女子中学生が遺体で見つかった事件は、本当に痛ましい。

 

しかし、中学生が午後11時という時間まで外出していたことや、

暗闇を一人で歩こうという判断をした彼女に危機感の欠如を感じる。

おそらく歩きながらスマホを眺めていたであろうことを推測させるような証言が報道されている。

 

 

犯罪を犯すような心得の悪い人間は、今の社会に限ったことではなく昔からいる。

私は幼いころから親に「人気のない場所や暗闇」の危険性を繰り返し言い聞かされた。

それは、ある時は幽霊話であったりキツネに騙される話に喩えられていたように、今になって思う。

少し長じて難しい話が想像できるようになると、怖い人間から被りそうな悪行の例を聞かされることもあった。

ある時は「山へは一人で入ってはいけない」だったりもした。

そうやって危機意識を身につけて来たように思う。

 

 

世の中には、用心に用心を重ねても避けられない事件事故も起こり得るものだということは忘れてはならない。

その為には、幼いころから「怖い」の意識付けをしたほうが良いのではないだろうか。

なぜそうなのかを知り、必要に応じて怖がり、自分で対策を考えられるようになったほうがいい。

 

事件が発生した今となっては遅いのだが、

あの女子中学生が、最後に立ち寄ったコンビニまで家族に迎えを頼んでいたら・・・と思った。

 

日本は亡びるかもしれない

|

最近、「このまま行くと日本は亡びるかもしれない」という発言を数回耳にした。

テレビや出版物において小耳にはさみ散見した言葉。

 

私も似たような危惧を抱いている。

 

限られた狭い範囲の暮らしの中からでも「日本の存続の危機」を実感してしまう昨今の状況。

 

危機感と無力感を感じているのは、私の思い過ごしかと思っていたが、

私と同年輩の有名人たちが公にそう述べているところをみると、

私一人の大げさな思い過ごしでもなさそうだ。

 

宗教学者の中沢新一氏がほぼ10年前に

「50歳を境に日本の伝統文化の継承が途絶えている」と発信していた。

現在で言うと60余歳を境に、日本人としての伝統的な精神文化が途絶えていることになる。

 

いま、あの「国家の品格」を著した藤原正彦氏の著書「この国のけじめ」を読んでいる。

大いなる共感を抱いて読みながら、同時に、日本の現状に対する憂慮がいっそう深まって行く。

 

 

ちょっと前までは、この日本の誇れる伝統文化を滅ぼしてはいけないと、

私も微力ながら懸命に周囲の若い人たちに持てる限りの知識と知恵を伝えようとしていた。

 

今はどうだろう。

伝えようとする意志があっても、耳を傾けようとする相手の意思が無ければ、

それは空に消えるシャボン玉と同じこととの諦めが勝っている。

 

全ては幼いころからの "教えと導き" が重要。

そこが破たんしている今、日本の消滅は時間の問題かもしれない。

 

 

藤圭子さんが亡くなった

|

突然の訃報がテレビで報じられた。

かつて人気のあった歌手・藤圭子。

 

テレビでインタビューされた街の人の一人が、

「若い人にとっては宇多田ヒカルさんのお母さんでしょうが、

私たちにとっては、あの藤圭子さんの娘さんが宇多田ヒカルさんなのよね」

と答えていた。

 

自分と近い年齢(一級上かな)の有名人の死には、特別に深い感慨を覚えずにはいられない。

同時代を生きたその有名人のかつての活躍に想いを馳せる時、

同時に、自分の昔も思い起こさせるからだろうか。

 

それにしても・・・自殺とは・・・

 

他人には計り知れない感情の沈み込みがあったのか。

 

わが身の終末もそう遠くはないことに想いを致しながら、

彼女の冥福を祈りたい。

読者プレゼント不正

|

それは薄々分かっていたことだった。

 

多分、平均的な常識を持ち合わせている購読者なら、

あの麗々しく掲載されたグラビアページの景品の数々は、

雑誌の購買数を上げるための「人寄せパンダ」のようなものだろうと知っているのではないか。

 

そうだとしても、自分が手に入れる可能性は無いにしても、

誰かに当たる物であってほしいと信じたい気持ちは少なからずあると思う。

 

それは、自分が選んで購読している雑誌の出版社への信頼の問題である。

 

 

物で人を釣ろうとするより、内容の充実と読者の向上心を刺激する方向であってほしいと願う。

このネット全盛の時代に、あえて印刷物を買おうという読者の信頼を裏切らないでもらいたい。

 

この事件に限らず、いまや社会的なモラルや自負や見識の大幅な低下を感じずにはいられない。

たかが娯楽雑誌の懸賞なのだけれど、姑息なごまかしがまかり通って良いわけがない。

 

大河の堤防の決壊は、意外や、野ネズミなどの小動物が掘り開けた穴がキッカケになると聞いた。

日本人の誇りある民族資質が決壊するもしないも、大河の堤防決壊と似たようなところがあるかもしれない。

 

このアーカイブについて

このページには、2013年8月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2013年7月です。

次のアーカイブは2013年9月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

2017年3月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

月別 アーカイブ