小さな自尊心

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2008年7月28日の夕焼け

 

 役所庁舎に上る階段の最上階に、4?5歳くらいの男の子がうつむいて腰掛けていた。その傍らを通り過ぎようとしたとき、小さな声が聞こえてきた。

「あいつら、俺のことを馬鹿にしてるんだ、きっと・・・」

え、えっ?いま何て言った?君をそんなに落ち込ませたのは、いったい誰なんだ?と辺りを見渡すと、前方に父親らしき男性が赤ちゃんを抱いて立っていた。その足元には3歳くらいの女の子もいる。そして、こっちを見ている。ははぁ?ん、(あいつら)って(あいつら)のことね。

 

 があったか知らないけれど、この小さな男の子はいたく自尊心を傷つけられる出来事に遭遇して落ち込みの最中だったようだ。

 

 の後、庁舎内で再び見かけたこの親子連れは仲良く寄り添っていたので、関係は修復されたらしい。よかった、よかった。

 

 幼きに幼きなりの自尊心 うなだれ居りし午後の朝顔  露草

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このページは、tsuyuが2008年7月30日 17:44に書いたブログ記事です。

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