世も末じゃ

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 日私(わたくし)は医者にかかりました。なに、症状は大したことではございません。うなじにできた"できもの"のことで近くの皮膚科を受診したまででございます。

 

 こに書き留めたきことは私(わたくし)めの"できもの"のことではなく、そこで出会った無礼な母子のことでござります。

 

 一時間もの待ち時間の末、医者に診立てを頂き支払いを終えましたのち私(わたくし)は玄関に降り立ちましてございます。履物をはき、いざ扉を開けんと前を見まするとガラスのあちらにこれから中に入らんとする奥方がございました。先をお譲りする為に私(わたくし)は扉に手をかけて内側に開いて差し上げたのでございます。

 

 、ところが・・・開いた扉から奥方が中に通られ、さて私(わたくし)が出(いで)んと身構えた鼻先を、さも当然のごとくに年若き母親とその娘子がふんぞり返ってすり抜けて出て行ったではありませぬか!!あたかも私(わたくし)は姫さまと奥方さまのお世話を申し使った侍女になったかの如き気分にございました。

 

 瞬の出来事にあっけにとられ「アレッ・・・!」と呟き立ち尽くす私(わたくし)の戸惑いをお察し下さったくだんの奥方が「私(わたくし)が扉を開けて差し上げましょう」と手を差し伸べて下さりましてございます。

 

 事には順序というものがございましょう。

 

 の場合、扉を通るのは一に私(わたくし)がお譲りし中に入らんとされた奥方、二に私(わたくし)が外に出で、しかる後にその年若き母親と娘子となるのが順当ではござりませぬか?外に出ようと玄関に降り立ったのは私(わたくし)の方が先であったわけですから。

 

 を越すなら越すで、それなりの礼というものがございましょうほどに。「お先に失礼いたします」なり、(扉を開けて頂き)「ありがとうございます」なりの一言の礼はあってしかるべきものでしょう。

 

 がそんなに自信たっぷりなのか、ふんぞり返って立ち去る母親とその後を小走りに追いかける中学生と思しき年ごろの娘子を眼で追いながら私(わたくし)は心の中で叫んだのでございます。

 

 『世も末じゃー!!』

コメント(2)

露草の君にあらせられれましては、さような出来事に出会いなされてござりまするや。
大奥調ボヤキ節絶好調にござります。

イカン!すぐに影響されるのがOngの悪いくせでして・・・(笑)

日本の公衆マナーも東南アジアに『追いつけ、追い越せ』でしょうかね?   私の知人からのメールでも、今の日本は坂道を転がり落ちている様だと危惧していました。

経済の発展と引き換えに、失って行く物のがあまりにも多いのが悲しいですね。

公徳心という言葉は断じて死語にしてはならないものであることを、家庭でも教育の現場でも教えていかなければなりませんね。

とはいうものの、所得があるのに給食費を払わない家庭や、万引きで逮捕される教育者が、海を離れたこの地でも報道されています。(ハズカシイ・・・)

今の日本の子供たち、携帯電話を与えられても明日のご飯を心配する貧しい国の子供たちより、ある意味で不幸なのかも・・・
な?んて思い過ごしかな???

Ongさん、この頃の日本人の有り様は全くひどいものです。
最近、新聞やテレビで取り上げられているのは、入院費用の不払い問題です。
子供に給食を食べさせてもらっているのに給食費を払わないという親にも驚きましたが、
病院でお産をして、その費用を払わない人がいるのだそうです。
こんな親から公徳心のある子供が育つでしょうか?

お金が全ての世の中に、いつからなってしまったのでしょうね。

確かに現在、日本は大変な状況にあります。
資産のあるところには莫大なお金が集まり、
無いところでは明日の支払にも汲々とする格差が広がっています。

でもね、日本には「武士は食わねど高楊枝」という言葉がありました。
どんなに困窮しても精神的な高貴さは失わないプライドなど霧消してしまったのでしょうか。

若い者のファッションにしても、職場(私服着用の)でありながら
ヘソ丸見えお尻見えの服装で平気な女性が普通になっています。

恥ずかしい国民になったものだと感じる場面が多くなりました。

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このページは、tsuyuが2008年5月31日 13:53に書いたブログ記事です。

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