辛いできごと

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 週の土曜日、近所に買い物に行く途中にあるお宅の前に赤色灯が屋根についた車が停まっていました。車体は真っ白で何の車かは定かではありませんでしたが、警察車両らしいと思われました。野次馬根性であまり詮索するのも悪いような気がしてさりげなく横を通り過ぎましたが、何となく気にかかりました。

 

 日の新聞で、その事情がわかりました。82歳のご主人が闘病中の78歳の奥さまを手に掛け、ご自身も後を追われたそうです。発見者は隣に住むご長男(57歳)。ご高齢の上に難しい病気に苦しまれる奥様を見るに忍びず世を儚まれた上でのことでしょうか。

 

 近、新聞やテレビを見るたびに誰かが亡くなったという報道ばかりのような気がします。ニュースになる死だから、それらのほとんどは自然死ではありません。そうしたニュースを見聞きする度に胸が苦しくなります。それなら新聞も読まなければ良い、テレビニュースも見なければ良いと言われそうです。それならばとバラエティ番組を見て無心に笑ってもいられないのです。たった一人が心を痛めたところでどうなるものでもないとわかってはいても、どうにかならないものかと考えてしまいます。

 

 道に努力して頑張れば芽が出て花が咲くと言われて励まされ、辛いことがあってもじっと耐え忍べばいつかはトンネルを抜け出せると信じて辛抱した時代もありました。そういう時代に輝いていたのは"希望"という二文字。

 

 供が無邪気でいられない、年寄りが安気(あんき)に暮らせない、そんな昨今を見るにつけとても辛いのですが・・・

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なんとも、やるせない話です。年寄りの私には身につまされるような出来事です。
若し、自分がそんな立場に陥ったら・・・なんて考えてしまいます。

今日で3日間カミサンが不在です。
その理由は、彼女の父親が病に倒れ、ハノイの越仏共同病院に入院したためです。
7人いる兄弟・親戚、日程表まで立てて寄ってたかって交代の看病です。

文化の違いとはいえ、此方の親子・親族の絆の強さをまざまざと見せ付けられていますが、私が子供の頃は日本でも同じような光景が多々見る事が出来ましたね。

現在のベトナムは二人っ子政策がとられており子供も少なく、経済の発展と共に核家族化も進んできました。
古くから伝えられてきた儒教の精神も薄れ、いずれ近い将来日本と同じような事件も多くなると思います。

何でもかんでも時代の移り変わりという事だけで済まされる事ではない事を、私たち人間は今一度強く心に刻むべきです。

Ongさん、奥さまの父上が入院されて奥さまもご心配のことでしょう。
お見舞いを申し上げます。

昔は日本も、親族の絆に助けられることが多かったようですが、
今では核家族化や少子高齢化などのせいか、なかなか肉親のみでは
困難を乗り切ることが難しくなっています。

最近各地で目立つのは民間経営の老人ホームです。
そんな建物の周辺で、若いスタッフが車いすを押して
入居者の散歩を手伝っている光景に出合います。
それを見るといつも(どうぞ心優しい介護がされますように)
と祈らずには居られません。
それほどこの手の事業における不心得な事件や事故が
多いということでしょうね。

皆で考えなければ方策は見つからないのに、
近年の若い人々の心持ちが次第に読めなくなりつつある私です。

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このページは、tsuyuが2008年5月20日 23:46に書いたブログ記事です。

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