2023年(令和5年)7月27日(木)  先負    晴れ            

 ときどき居住者の方から差し入れを頂戴することがある。お菓子や飲み物、時には手作りの手芸小物だったりする。当初はいただいても良いものかどうかと迷ったが、最近ではいただきものは断らないようにしている。先様の優しい気持ちが差し出されていることを考えると断れない。有難いことだと思う。


 私が管理する物件の管轄が8月から移動する。これまで担当してくれていた事務さんとチャットでお別れの挨拶をした。この仕事に就いてもう何人の事務さんやフロントさんとお別れしただろう。長くて三年、早い人だと一年そこらで入れ替わってきた。せっかく気心が知れてきたと喜んでいたら「異動です」のご挨拶。少し寂しいし、また人間関係を築きなおさなくてはならないかと思うと残念な気がする。

 なんだかあれもこれも落ち着かない時代になっているなあ。そんな時代だからこそ、日々の出会いを「一期一会」と心して人に向き合うようにしている。残り少ない人生だもの、快い人間関係で締めくくりたいと切に願いながら。
 

2023年(令和5年)7月19日(水)  先勝     晴れ            

 7月も半ばを過ぎて猛暑の日々が続いている。

 昔なら、子どもの夏休み開始前後に梅雨明けがニュースになっていたものだが、最近は梅雨があけたと確信できたところで「あの時に梅雨が明けていました」宣言に変わっている。今年の梅雨明けは、今週末に雨予想がされているので、その後の様子を見てからということになる模様。


 暑さがこうも厳しいと脳内の働きにも少なからず影響しているようで、今月は二度の電車乗り越しをした。
 一度目は出勤時。降車すべき駅名を耳にして顔をあげたら電車は既に扉を閉じていた。ヤレヤレやってしまったと思いつつ引き返した。ま、そのために朝は一時間の余裕をもって家を出るようにしているので慌てることはない。これぞまさしく「転ばぬ先の杖」。高齢者に【杖】は必須なのだ。
 二度目は帰宅時。こちらは初めての乗り越し経験。ウトウトしていたら耳慣れぬ駅名の車内アナウンスで乗り越しに気付いた。

 電車を乗り越すときは大抵の場合ウトウトしながら夢を見ていることが多い。夢のストーリーを追いかけることに集中して車内アナウンスが聞こえていない。先日の出勤時は、読んでいた本のストーリーに没頭していて駅名アナウンスが聞こえていなかった。

 それにしても暑い!エアコンなしではまともな神経は維持できないレベル。36℃・37℃はザラで、このところは40℃に達するかどうかがTVニュースの気象関連の話題の中心になっている。


 そうそう、先日気になったニュースがある。
 フランスで、書き取り教育を重視しなくてはという動きがあるという話。なんでも、手書き文字のスペルを間違える人が増えているのだそうだ。番組では街中でインタビューしてボードに単語を書いてもらっていた。
 「フランス人は英語がしゃべれても、あえて、英語は使わない」という話を聞いたことがある。それほど国語に誇りを持っている人が多いという話だったように覚えている。
 そんなフランスでさえ国語の乱れが問題になっているのか……との感慨を抱いた。

 素人考えながら、これはやはりデジタル機器(主にスマホ)の普及からくる手書き習慣の減少のせいだろう。

 ひるがえってわが日本の事情を考えてみると、国語の乱れはフランス以上にひどい状況にあるのではないかと思っている。
 人間社会においてのコミュニケーションツールとして言語を排除できない限り、それはできうる限り正しく使えるようになることが相互の誤解を避けて争いを生まないための最低条件である。そのためには言語を幅広く運用できるための教育や習得努力は必須の事だと思う。

 それなのに、あゝ、それなのに……

 落ち着いた声のトーンとスピードでの話声を聞きたい私としては、今のところ「ラジオ深夜便」が最良の耳友となっている。