2019年(平成31年)2月13日(水)先負       曇り



日本水泳界のトップ選手である池江選手の白血病発病が大々的なニュースとして取り上げられている。
来年の東京オリンピックのことを考えて、皆がショックを受けている。

それはそうなんだけれど・・・

かつて30数年前に夫の白血病を看病した家族としては、
当事者の池江璃花子さんとそのご家族のこれからの闘病生活の大変さを思って胸が痛む。
これから過酷な治療の日々が続くことでしょうが、どうぞお大事にと一日も早い快復をお祈りしたい。


それにしても、オリンピック担当大臣がメディアのマイクに向かって発したお粗末な発言。
「東京オリンピックで金メダルを取れる選手だったのに、がっかりしている」とは何たる言葉か。
彼の無能さは重々わかっているけれど、
あんな人間が一国の大臣を務めて税金から多額の報酬を得ているなんて、
ほんと、この国はどうなっているのだろう。


夫が白血病を発病した当時より治療方法が格段の進歩を遂げているようなので、
その治療が池江選手に功を奏して、彼女が輝くようなあの笑顔を取り戻す日を待ちたい。
しばらくはそっとしてあげてほしいと思う。

2019年(平成31年)2月6日(水)友引       雨



千葉県野田市で父親からの虐待の末に落命した10歳女児のニュースが、
このところテレビのニュース番組で頻繁に取り上げられ、
DV・虐待問題の専門家たちがそれぞれ解説を繰り返している。

この事件を考える時、私の胸は痛み、苦しくさえなってくる。

私が子供時分だった頃から、いや、それ以前から、こういう家族内暴力は当然のこととして存在していたと思う。
そのことを振り返って思うのは、日本が「男尊女卑」の社会であったし、未だに男社会であることが大きいと思う。

考えをまとめて整理して文章に表現しようとすると、頭の中が凍り付き固まってしまって客観的な思考ができない。
それは、私が子どもの頃に受けた父親や兄からの暴力への恐怖心が影響している。
家族内の力関係で「女子供は男の家族の言うことを聞くのが当たり前」に疑問を抱き、自分なりの動きをしようとしたこともあった。
その結果は、どやされ叩かれて終わり。
子どもが納得するような話し合いも聞き取りも愛情も得られなかった。

私の父親や兄には「人権」とか「愛情」に関する意識を持つほどの教養がなかったのだろう。

私は大人になった今でも「男の言うことに逆らってはいけない」という呪縛から逃れ切れていない。
そのころの心の傷が生涯つきまとう潜在意識となって残ることを感じている。
その結果、自分で自分の人権を強く主張して守ることができず、いつも奉仕を搾取されて割を食うという生き方しかできないでいる。


今回の千葉県野田市の虐待死については、関わった教育関係者や行政関係者に対する強い批判の気持ちを持っている。
それは自分が経験した過去のあれこれが根拠になっているのだが、そのことの詳細をここに書くのは憚られるのでやめておく。
が、今回の心愛(みあ)さんが死に至るまでの経緯のお粗末さは、起きるべくして起きたことだと残念ながら確信せざるを得ない。